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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 腐れ勇者とふざけた魔王 オリキャラ募集中 ( No.37 )
- 日時: 2010/10/23 10:27
- 名前: できる事なら私は猫になりたい (ID: NN.yKTYg)
青年は、面倒くさそうに頭を掻くと、
「すみません、アルミルさん。用事がありますので戻らせていただきます」
そう言い放つとその場で空間に溶ける様にして消えた。
アルミルと呼ばれた彼女は、その場に魔方陣らしきものを書き始めた。
どうやら、何かを召還するらしい。
「んじゃ、いっきマース!」
そういって、魔方陣を使う召還魔術を発動した。
強烈な閃光が放たれ、その直後。
陣のあったところに、一人コートを身にまとった仮面の男が銀色の髪をなびかせ赤い瞳でアルミルを
不思議そうに見つめていた。
「…って、あれ?」
どうやら、失敗したらしい。
「何事ですか?」
「いえ、スイマセン。間違えたみたいです」
「そうですか、では帰らせてもらいますね」
そういうと、召還された男は魔法人を使い、召還魔法を逆発動し、黒い光と共にその場から消えた。
では、気を取り直してもう一度。
「今度こそ!」
その言葉と共に再び魔方陣が閃光を放つ。
そして、閃光が収まると同時に、
「何事かのー?」
と言う古風な口調がうっすらとまだ光る魔方陣を切り裂いた。
男はアルミルを見つめた。
「君か、呼んだのは。では、魔王護衛任務開始ぜよ」
彼女が呼び出したのは、死神。
どうやら状況を把握しているらしく、
「阿修羅さん、ごめんなさいね。休暇を潰してしまって」
「構わん」
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