コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋時計 *半実話* ( No.607 )
- 日時: 2011/03/22 16:35
- 名前: 苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: 7zw0g7CO)
- 参照: ▼ 2年生もぁと3日
「さぁ美里奈! おとなしく捕まれ!」
12人がいっせいに美里奈を取り囲み、由良がそういった。
美里奈は眉間にしわをよせて、腕を組んだ。
すると背後から、森野が襲い掛かってきた。
「美里奈ぁあああ! 俺はお前をゆるさ……」
「とりゃああ!」
美里奈は間一髪、森野にけりをいれると、森野の眉を引っこ抜いた。
「あぁあ! そういうのってありかよ!」
「え、だってルールではいってなかったじゃん?」
美里奈はそういって、余裕の表情を見せた。
森野はおでこをおさえながら、地面にはいつくばっている。
両者、1歩も動けない状態。
美里奈は「どうしたの? あと5分だよ」といった。
「くっ……森野の仇!」
「覚悟しろ眉なしぃいいいい」
「どぅりゃああああ」
「調子のんじゃねぇええ」
「水性で落書きしてやる!」
「ひーはーってかいてやる!」
「いっやぁあああああああ」
壱、龍夜、孝文、辰雅、康義、望がいっせいにおそいかかった。
そして取り押さえたあと、絵磨と香織が水性マジックのふたをあけた。
「くっ!」
美里奈は人間とは思えぬ速さで、12人の眉をいっせいにぬいた。
「ああああ! せっかく生えてきたのに!」
「落書きだぁあああ」
12人は眉をなくし、美里奈の顔にいっせいに落書きをはじめた。
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「あっ、藤山確保だって!」
「まぢかよ、全滅か!」
米野の携帯に、牢屋組の全員が釘付けになった。
しばらくすると、美里奈とともに、ハンターたちもやってきた。
「あれ、ハンターたちも眉毛なくね?」
「ほんとだ!」
「うちがひっこぬいたの〜」
優志と戸川がそういうと、美里奈は得意げに答えた。
……しかし、美里奈の身には……。
右頬に「ひーはー」左頬に「楽しい仲間がぽぽぽぽ〜ん」。
あごに「こんばんワニ」おでこに「絡んじゃって〜」。
鼻や口まわりには「愛と」「眉毛がほしい」。
両腕には「たーぶー卒業」。両脚には「でーはーCIK藤山」。
「水性だから帰ってお風呂で落とすし!」
「……とりあえず、牢屋の鍵あけよ」
望がそういって、牢屋の鍵を開けたと同時に、平安たちはいっせいに、学校を抜け出した。
「俺たちも……戸締りして帰るか」
「うん」
仕返し、眉抜き中。
しかしそれは、自分の眉も抜かれるという
大きなリスクを背負い、幕を閉じた。
END
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香織「ちょっとした恨みが晴らせた」
絵磨「結構眉抜き楽しかった」
龍夜「……なんなんだ、この小説は」
孝文「デロデロデロ」
康義「……美里奈の落書きwww」
辰雅「眉毛抜けた、フッ」
優志「オウフwww愛可がかわいいww」
怜緒「俺眉無しとか最悪」
愛可「愛可もやだしぃ〜〜!」
美里奈「うちなんか落書きだょ??ナム・で・」
天見「……500円ほしい、ピー漫画ほしい」
米野「(まだいってる)俺はもっとピーなのほしい」
戸川「おれは500円で納豆がほしかった」
沙理「眉無し最悪ぅうううう」
沙羅「これから前髪でかくそ」
里香「さともそうしよー」
森野「ウヅヅヅ……眉毛……ナム・で・」
望「(今回は失禁しなくてよかった)」
久保田「グヌアウウウウ!七瀬むかつく!キイイイイ」
辻井「ドゥアアア(小説中に泣かなくてよかった)」
優「初めて会う人ばっか…」
愛奈「恨み晴らせたのは嬉しいけど〜」
由良「うぬうぬ」
壱「……俺も眉無し……」