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Re:     恋時計 *半実話* ( No.758 )
日時: 2011/04/12 19:41
名前:  苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: xe6C3PN0)
参照:   ▼ 1年1組いきたいんだけども、OK?




 第89話




 (優志目線)



 そんなこんなで、俺たちはゲーセンに到着した。周りは中高生でいっぱいだが、ほとんど友達同士で来ている。フッ、カレカノできている俺たちはかーちぐみっ! かーちぐみっ! そんなことをおもいながら、まずはプリクラを撮ることにした。


 「じゃあ1人200円ずつね〜」
 「了解」


 愛可に言われ、俺は財布からコインをとりだし、200円をいれた。愛可も200円をいれると、キラン☆という音がし、プリクラの画面が変わった。愛可が手際よく、入力していくと、撮影が始まった。


 「じゃっ、まず優志が愛可を抱きしめてるとこねぇ〜」
 「うん」


 パシャッ。



 「じゃ、次変顔いっちゃお〜」
 「おぉ!」

 
 パシャッ。


 「じゃあ次わぁ〜……ピースでいいや」
 「へっ」


 パシャッ。


 「愛可と優志が抱き合ってるとこぉ〜」
 「うっふん」


 パシャッ。


 「手繋いでるとこぉ〜」
 「ふい」


 パシャッ。


 「じゃあ最後にぃ〜……キスね」
 「うへっ」


 パシャッ。




 6枚全部がとりおわると、次は落書き。「3ヶ月突破」「愛可はぁと優志」「最強カップル」「8年3組、8年5組」など、たくさんの文字をかきまくった。チュープリのとこは、口元はハートで隠した。うへへへへへへへへへ、いいだろ、デュフ。



 「たくさんとったねぇ〜」
 「あぁ」



 ゲーセンの隅のベンチに座り、俺も愛可もプリクラをみていた。愛可の携帯には、何枚かのプリクラが送信されている。……愛可、いつもより目が大きくて、色も白くて……あぁ、かわいいいいい!! 俺も結構かっこよくうつってる。



 デート、最高!!



 「じゃ、次お店まわろ」
 「ああ」