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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋時計 *半実話* ( No.911 )
- 日時: 2011/05/01 12:58
- 名前: 苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: xe6C3PN0)
- 参照: ▼ 書き方変えた!こっちのがすっきりしない?
その後、龍夜と孝文が、軽音楽部を「面白い!」とおもって1ヵ月続いたのは言うまでもなく……。
入部して1ヵ月がたった、6月のことだった。
私はドヤ顔で2人の前に立ちはだかり、2人のところに近寄った。
「さぁ、約束の100円払ってもらいましょ〜」
「……チッ」
「!?」
ちょっと孝文、舌打ちはないでしょ!!
私も仕返しに舌打ちして「つか、先輩なんやから敬語使えや」と脅してみた。
孝文も龍夜も、怯える表情1つみせず、ドヤ顔になっている。
「先輩面すんじゃねぇよ、100円なんか誰があげるかー」
「なっ!! 賭けはじめたのあんたでしょ!!」
私は、先輩面してた自分が恥ずかしくなった。
龍夜はため息をついて、しばらくうなりはじめた。どうしたんだ、龍夜。
「わかったわかった、そこまで100円がほしいならやるよ、貧乏人」
「……っ! 貧乏呼ばわりされてまで、もらいたくないですー」
「なんだよ変な奴ーいこうぜ、龍夜」
くぅ〜〜!! 龍夜と孝文に騙された!!
でもまぁ……軽音楽部、それなりに楽しんでくれてるようだし、そのへんはよかったかな。
それから、私の優志への想いはずっとずっと強くなるばかりで。
修学旅行後に、愛可が優志を狙ってると聞いて。
きーちゃんが愛可を好きだときいて、ライバルが減ると思って。
はじめて、4人での文化祭ライブを終えて。
優志と久しぶりに一緒に帰って、でも結果は散々で。
中1で、また優志とクラスが離れて落ち込んで。
本当に本当に、大好きだった人。
これからも多分、私は色んなことを経験していくとおもう。
私のMymemoryはまだまだ、終わらない。
まだまだ、これから!!
END
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