コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋時計 *半実話* ( No.941 )
- 日時: 2011/05/08 01:21
- 名前: 苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: xe6C3PN0)
- 参照: ▼ DIET頑張る〜
第105話
*優志目線*
11月にはいった。あぁそういえば月末にはテストだっ!!
あぁ〜やだなぁ〜……勉強できない、ついパソコンでメールとかしちゃうんだよなあ……そうだ!
俺はあることを思いついて、パソコンを開いた。
「 Dear.愛可
愛しの愛可たぁああ〜んっ
あのね、ダーリン優志(爆)からお願いがあるっ!!
…期末のテスト期間中は、連絡とったり遊んだりするの
やめようぜ 」
返信はすぐにかえってきた。
「 Dear.優志
えぇえ〜っ、でもまぁ、優志も愛可も
もぉそろ受験生だもんねぇっ
ぃぃょぉ、了解っ♪ 」
ほっ……さすが俺の彼女、愛可はわかってくれるぜ。
俺は1人でニヤニヤしながら、他のやつらにも同じような文章を打った。他のやつらは一斉送信。
……これでよし!!
そうおもって、俺はパソコンを閉じた。
——それから、期末テストがやってきた。
いよいよ明日で期末は最終日。これで明日から愛可ちゃんと遊べる!! ヒャフウウウ!
俺はウキウキ舞い上がりながら、勉強に手をつけようとした。あ〜なんか、やる気がはいらねぇ〜。
そうおもっていると、居間から電話の音が聞こえてきた。
……まぁ、誰かがとるだろう。
……——あれ。
あっ、家に今誰もいないんだった!!!
俺はいそいで部屋をでて、ダッシュで電話機にかけよった。
「もしもし、三井です」
「……ぁっ、優志君ぃるぅ?」
「俺だけど」
「愛可だよぉ」
ええええええっ!! 愛可? まぢかっ!
俺のテンションは舞い上がった。でもなんかおかしいな……。
「明日で期末終わるのに、期末期間は連絡とるのやめようっていったじゃんか〜」
「……愛可、待てなくなっちゃったぁ、ねぇ会いたい、会おうよ〜お願いっ! ちょっとだけっ」
くぅうううう……愛可かわいいなぁっ! でもなんかちょっと声がいつもとおかしいぞ?
……まぁ、軽い風邪でも引いてるのかな? う〜む、まぁいいや。
「よしっ、じゃあ今すぐ会おう」
「……じゃあコンビニの前きてぇ」
「おう」
そういって、俺は電話を切った。……にしても、なんでコンビニなんだろう。
そんな疑問を抱きつつ、俺はチャリでコンビニの前に向かった。
愛可の姿は見えない。
おっそいなぁ〜愛可……どこにいるんだ、愛可。
「優志?」
「愛可っ!!」
背後から声がして、振り返った。愛可ちゃんっ、あいたか——
あれ?