コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: “飛野坂 湊のクラス事情”オリキャラ募集中。 ( No.29 )
- 日時: 2010/12/31 20:42
- 名前: 月芽麻 (ID: 7YMMeDcM)
第十話【クラスの半数がボケだとまだ盛り上がる事が出来るが9対1の割合だと正直言って突っ込みを止めたくなる】
やっと、三時間目が終わった…。
主人公こと、飛野坂湊は安堵のため息をついた。
「…何か、今日だけで結構疲れたな…」
「え?何で何でっ?やっぱり湊君にはこのハイテンションなクラスはきつかったのかな?」
疲れ切った湊の顔を覗きこむのは、馬鹿の代名詞麻倉さん。
「…いや、きつかったと言うより…ダルイ?」
「えぇ!?まさかの、ダルイ!?如何したらこのクラスでダルイって言う単語がでんの?」
湊の発言に突っ込んでいるのはエセ突っ込み担当?フカヒレ君。
「いや、普通に出ると思うんだけど…大体、僕が何でも突っ込むからって二時限目あたりからボケひどかったよね?」
二時限目と言いますと…皆さんが本気で寝ていた理科ですね。
「…ボケた奴は一人もいなかったような気がする…皆寝てた」
「いやいやっ、真人君でしょっ!?一番の問題点!!」
「あ、じゃぁ私たちじゃ無いじゃん」
「そうじゃないか」
「えぇ!?二番目の問題点はこのクラス全体だと思うけどっ!?」
問題発言が初回から多い二人に突っ込む湊。
「飛野坂くん。ソレ、ちょっと人聞きが悪いじゃないですか?」
此処で参上仕る人は、麻倉さんの一応姐御的存在の彩佳さん。
「あっ、そうですね…って、そう言う彩佳さんも寝てませんでしたっけ?」
「…気のせいだよ。飛野坂君其れはきっと何かの見間違いだよ」
「そ、そうですよっ!!寝てたからって…気にしてたら駄目ですよ!!」
此処で登場は、先ほど学年主任が冷や汗をかく位黒い発言をした…朝比奈さん。
あっ、決して「涼宮ハル●の憂鬱」の朝比奈さんではありませんので其処はご了承ください。
「あれは、気にするどころか…不自然すぎると言った方が正しいような…」
「…ちっちゃい事は気にすんな。…脳内突っ込み」
「…其れ、ワカチコワカチコ。…ですよ、飛野君」
ふるっ!?てか、其れ通り越してなんだか懐かしっ!?
「とか、思っているのだろう?脳内突っ込み」
「えっ…、いや若干当たってるけど…また、如何して鈴木君と…」
「この前アンタも言っていただろう?」
「あっ、同類で…」
最後まで言おうとしたが、二人の電波が黒そうだったので…いや、実際黒いが…僕は口をつぐんだ。
「まぁ、結局。僕はこんなもんで疲れてたら身が持たないって事がようく分かったよ」
「あ、じゃぁ皆のおかげって事だね?」
「湊君も、今日半日で多くの事を学んだんだね?」
「良かったね、飛野坂くん」
「これからも頑張りましょう?」
「…まぁ、お前の人生の役に立ってやたんだ…分かってるよな?脳内突っ込み」
「…今更だけど…よろしく。飛野君」
全権撤回。
僕は本日付で、突っ込みを卒業します。てか、卒業させてください。
「…いや、其れは無理だろう…」
「そんな事言わないで下さい…真人君」