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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: また、君の笑顔に逢えたら。 ( No.14 )
- 日時: 2010/11/16 18:57
- 名前: 梓 ◆NoUqztO4Oo (ID: dCkmB5Zo)
- 参照: 駆け出す世界に心奪われて 無邪気な瞳に揺れる
私も毎日、てっちゃんにお弁当作ってたな。
ニコニコしながら、私の作ったお弁当を食べてくれてた。
てっちゃんの笑顔が大好きだった———
「おはよう。花ちゃん、桂奈ちゃん」
「桂奈ちゃん・・・元気出してね」
「またきっと、良い恋が出来るよ」
「うん、ありがとう」
無理に笑って答える。
お母さんも皆も、元気出してなんて無責任なこと言わないでよ。
もう、笑えないよ・・・
「加藤、トラックに轢かれたんだってね・・・」
「原因はトラックの運転手の飲酒運転だって!!」
「ヒドい・・・」
てっちゃんの机には、たくさんの花束や手紙でいっぱいになった。
「桂奈ちゃんは・・・何も置かないの?」
「———ちょっとトイレ行ってくる」
やっぱり耐えられない。
私も、てっちゃんと一緒に———
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