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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: また、君の笑顔に逢えたら。 ( No.5 )
- 日時: 2010/11/12 17:45
- 名前: 梓 ◆NoUqztO4Oo (ID: dCkmB5Zo)
- 参照: 真っ白な時は風にさらわれて 新しい季節を運ぶ
第一章『別れ』
「はぁ・・・はぁ・・・っ」
私は今、無我夢中で走っている。
もう頭の中は真っ白で。
全ては一本の電話から始まった。
『加藤徹也さんがトラックに轢かれ、意識不明の重体です』
看護師さんらしき人からかかってきた。
その電話の内容は、私の恋人のてっちゃんが交通事故に遭って意識不明の重体だというものだった。
私は受話器を投げ捨て、病院へ走り出していた。
「てっちゃん!!」
私は病室のドアを思いっきり開けた。
そこには、痛々しい姿のてっちゃんが居た。
「徹也・・・」
てっちゃんの両親は泣き崩れている。
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