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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: また、君の笑顔に逢えたら。 ( No.6 )
- 日時: 2010/11/12 17:59
- 名前: 梓 ◆NoUqztO4Oo (ID: dCkmB5Zo)
- 参照: 君といれば優しい死神が来て 安らかに逝かせてくれると思うんだよ
「最善を尽くしましたが・・・」
と、医師は悲しげな表情をして言った。
「てっちゃんは・・・助からないってこと?」
私がそう問うと、医師は静かに頷いた。
なんで?
医者って人の命を助けるのが仕事なんじゃないの?
なんで?
どうして、てっちゃんがこんな目に遭わなきゃいけないの?
「てっちゃん・・・嫌だよ行かないで・・・」
私はてっちゃんの手を握った。
凍りついたような、冷たい手。
すると、てっちゃんの口が動き始めた。
「てっちゃん!?」
「か・・・な」
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