コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 狩り☆ダッシュ♪ ( No.18 )
- 日時: 2010/11/26 13:55
- 名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)
______来た道を戻り、テントに到着した。
涼「あにきぃ〜〜〜、どこいってたんすかぁ〜?」
.....げ、復活してやがる....
テントには、さっきまでのたれ死んでいた涼太が、満面の笑みで俺たちの帰りを待っていた。
智「ちょっとそこまで飛竜とやらを狩りに行っていたところだぁ〜、まぁ俺に恐れをなして向こうから逃げて行ったけどなぁ〜〜アハハハ」
戒「......涼太、真に受けるな....本物のアホになりたくないならな....」
涼太「分かってますって、あにきが倒したんすよね〜」
戒「.......はぁ〜、涼太.........お前もう手遅れだったみたいだ。」
葉「.......こ、ここは」
背負っていた葉月が目を覚ましたみたいだ。
戒「おう葉月、やっと目を覚ましたか」
葉「えっ、戒斗///..........あの化け物は?」
戒「なんかよく分かんないけど、向こうが去っていった.......」
葉月を降ろしながら言う。
葉「...そ、そうなんだ.......よかったぁ〜............それと、ありがとね.......戒斗///」
赤くなる葉月。
戒「いや、礼を言うのはこっちの方かもしれない........あのとき葉月がいなかったら、俺は冷静ではいられなくなっていた.......助かった」
葉「..............バカ///」
ネル「またまたいい雰囲気のとこ悪いんだけど、テント片づけるの手伝ってくれない?」
葉「そ、そうね......わたし何もできなかったから、せめて手伝いくらいしないとね♪」
智「旦那ぁ〜〜、幼なじみルートもう少しで攻略完了ですかい〜?」
涼太の隣でテントをたたんでいた、智成が俺に近づいて来て言う。
戒「.......公国着いたら医者行け、お前。」
__________そんなこんなで片付けが終わった。
もう辺りは、日が沈み夜になろうとしていた。
ネル「さぁ、みんな乗って........夜は、この乗り物動かないから、今日はここで寝ましょ」
涼「え?、なんで動かないんすか?」
ネル「.......サイフォーンは夜行性じゃないの....」
葉「そんなことじゃないかと思ったわ.......まったく、この世界に車とかないの?」
ネル「.....ありますよ♪」
戒、葉「あったら最初から使わんかい!!!!」
ネル「今回は、いかにも狩りって感じを出したかったので、旧式の乗り物をあえて使わせていただきました。本当はみんな車で現地に向かうんですけどね〜」
智「ネル、マスターとかの話聞かせてよ」
....こいつ、そういうとこだけ記憶力いい。
ネル「ああ、そうでしたね......少々長くなりますけど、眠くなったら寝てください....................................マスターと言うのは、ハンターの中のハンター.......今までで一番のモンスター討伐数と、モンスターサイズ、その他技術が卓越したハンターに与えられる称号です。いまのところマスターは一人しかいません...........それで、さっきの伝説の飛竜は、唯一そのマスターでさえも倒せなかったモンスターなんですよ〜........額の傷はその時についたものだそうです。私も今日初めて見ました〜〜。公国でもあの飛竜を見た者は、指で数えるほどしかいないんですよ〜.......それからそれから〜」
.....寝よ。