コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 狩り☆ダッシュ♪6話更新☆コメくださ〜い ( No.22 )
- 日時: 2010/11/30 17:05
- 名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)
マスター「自己紹介もすんだところで、しゅっぱ〜つ!!.......ブラッド、運転任せた!」
ブラッド「はいはい、分かりました」
ブラッドが運転席に乗り込む。
続いて、荷台にマスター達が乗り込んで行く。
マスター「おい、はやく乗れ〜」
渋々乗り込む。
車が発車する。
.......10分経過。
.........30分経過
............1時間経過。
暇だ。さすがの俺も退屈だぞ......
エリー「ねぇ、みんなJゲームやんない?」
マスター「おお、いいねぇ〜やろうやろう♪」
GJ「やるのかYO☆〜やるんじゃねぇYO☆、やるんだYO〜☆」
エリー「GJもやるのね♪、戒斗、あんたは強制参加よ!!」
戒「はぁ?、Jゲームってなんだよ?」
エリーは、トランプらしきブツを取り出す。
エリー「簡単よ〜、同じ数字のカードが出たら捨てていって、最後にこのピエロがついたカードを持っていたやつの負け〜〜〜」
...........それ、ババ抜きじゃん!!!!
戒「.........俺、それ知ってる、ってか異世界にもあるしソレ」
エリー「そう、それなら話が早いわ.......でもただやるだけじゃつまんない、負けた人が一枚ずつ脱いでいくのはどう?」
......変態は却下って、こいつが変態なんじゃないかぁぁぁああ〜〜〜〜?
戒「変態かえれぇぇぇぇええええ〜〜〜」
エリー「はぁ?なに変な想像してんのよ、全裸になるまえに辞めるわよ!!........えっ、まさか私たちの裸が見れるとでも思ったわけ〜、キモ〜〜」
........うぜぇ。
戒「別にテメーの裸見ても欲情なんかしねぇ〜けどなぁ」
GJ「そんなことねーYO☆、顔面真っ赤だYO☆」
戒「マスター、このターバンヤローなんなの?..........地味にむかつくんですけど!!」
マスター「さ、さぁ〜始めようかぁ〜」
カードをシャッフルするマスター。
それぞれにカードが配られ、同じ数字のカードを抜いていく。
俺の手には、カードが6枚......ババは無い。
カードを引く順番は、俺のカードをエリーが引き、→GJ→マスタ→俺→エリーでループする形になった。
俺は、マスターのカードを引く。
ハートの9........ある!!捨てる。
エリーが引く。
どうやら同じカードが無かったみたいだ。
..........8順目。
俺がマスターからババを引いてしまった。
よって、マスターはあがり。
元々先にあがっていたGJを省いて、残るは俺とエリー。
俺の手持ちは、ババとハートのA........ここで、Aを引かれてしまえば俺のまけだ。
エリー「戒斗、どっちがJ?」
....心理戦か?
戒「そんなの答えるわけねぇ〜だろ!!」
エリー「え〜、答えて!!、おねがぁ〜い」
戒「まったく......右、こっちがババ。」
俺は、こいつの性格からしてババじゃない方を言った。
エリー「へへ〜ん、バカね......あんたのこと信じる訳ないじゃん♪、こっち♪」
エリーは左のババを選んだ。
エリー「騙したわねぇ〜!!」
戒「こういうのを心理戦って言うんじゃねぇ〜の〜?」
エリー「見てなさい!!、こっちがババよ!!」
右のカードを指さすエリー。
....こいつバカだろ。
俺は、俺の手元からエリーの手に渡ったババの位置をずっと見ていた。
エリーは、隠しもしないでそのまま手に持っている。
そして、そのババは左。
俺は、右を引く..........引けない。
エリーが力を入れて俺が引くのを阻止している。
エリー「だから、こっちがババだって!!、引いちゃってもいいの〜?」
戒「ああ、いいよ。」
エリー「だめぇぇぇぇえ〜〜〜〜!!、兄さんこいつ変態〜〜〜!!」
次の瞬間車が急ブレーキをかけて停止した。
運転席から、ブラッドが笑顔で出てくる。
ブラッド「戒斗くん、妹に手ぇ〜出したら...............殺すよ♪」
そう言って、再び運転席に戻り運転を再開する。
...........シスコンかい!!!!!!!。