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Re: 狩り☆ダッシュ♪7話更新☆コメくださ〜い ( No.23 )
日時: 2010/12/01 15:41
名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)


エリー「はいはいおしまい!!......Jゲームは変態とやるもんじゃないわ」


戒「変態はオメーだろ!!」


エリー「はぁ〜?変態に変態って言われたくないわ!!」


GJ「変態わっしょい〜☆」


........俺のボルテージが上がってきてるのが分かる。




戒「おい、オメーらいい加減にしろよ.....」



マスター「ほら、目的地着くぞ..........ここからは、いつ命を落としてもおかしくないぞ......」


マスターが緊迫した様子で言う。




軽トラが止まる。


皆、降りてテントを無言で張り始める。


手慣れたようで、あっという間にテントが組み立てられた。



マスター「おい、なに突っ立てんだ〜?......肉焼くの手伝え」



薪の上で巨大な肉を回すブラッド。



俺は、ブラッドの近くに行く。


戒「ブラッドさん、俺、肉焼くの変わりますよ」


ブラッド「助かるよ戒斗くん、じゃ、お願いするよ」



肉を焼くのを変わる。


しばらく焼いていると、表面の皮はパリパリで、肉汁が滴ってきた。



今の俺ならこの肉、一人で全部食えそうだ。

なにせ、2日前の夜、ネルが作ったみそ汁以来なにも食ってない。



エリー「よだれ出して焼いてんじゃないわよ変態!!」


....気づくと、俺の口からよだれが...



戒「しょうがねぇ〜だろ〜、2日前の夜から何も食ってねぇ〜んだから....」


マスター「もうそろそろいいんじゃないか?..........肉焦げるぞ〜」


....若干焦げ臭いにおいが.......


俺は急いで肉をあげる。




マスター「いただきまーす♪」


マスターは、火からあげたばかりの肉に小刀を使い一口サイズに切り落として食べた。


周りもみんなそうしている。


エリー「あんた食べないの?」


戒「俺、そのナイフとか持ってないし...」



GJ「俺のナイフ貸してやるYOー☆」


GJ.....こいつ根はいいやつなのか?



戒「あ、ありがとGJ」


俺は、GJから、ナイフを受け取る。


GJ「礼はイラねぇ〜YOー☆ヘドがでるZEー」



......うん、こいつが発言以上にいいやつなのは分かった。

今後、GJの発言には目をつむってやろう。



よし、早速肉食おう..............


そこにさっきまであったはずの肉..........




肉がねぇぇぇぇぇぇぇええええぇぇええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!




マスター「よし、みんな食ったな〜、行くぞ〜」



戒「マスター.......俺、食ってない。」



エリー「あんたが取りかかり遅いからでしょ〜、そんなんじゃ、飛竜に食われるよ〜」




「ゴォォォォォォォォォ」


突如、突風が吹き荒れた。



ブラッド「........来たな」



マスター「各自、武器の用意はいいか!!、陣形を組め!!」



先頭を一スペース分だけ空け、後ろに重装備のマスター、横にハンマーを持ったエリー。
その後ろに、弓を構えるブラッド、そして一番後ろにゴーグルのようなものを付け、スナイパーのような大型の武器やらを担ぐGJ。



......あごで、俺の立ち位置を指示するマスター。




俺、一番前すかぁぁぁぁぁああああ〜〜〜〜〜〜〜




....渋々先頭になった俺は、マスターに背中を押されながら歩く。




マスター「臭うな...........飛竜は近いぞ!!」




GJ「みんな、伏せろ!!!、12時方向3㎞地点............目標がいる!!」




俺達は、とっさに地面に伏せる。

ってか、GJの口調変わってる〜〜!!


マスター「覚えとけ.....GJは、武器を構えると変わるんだよ....」



GJ「........発射予定時間まで、52秒....51、50、49.........」


GJのスナイパー........じゃない、いつの間にかでかくなってる巨大バズーカが次第に光りを吸収して、熱を帯びて行くのが分かる。



マスター「これは危険だ、GJの後ろ、半径10Mより外に離れるぞ!!」



マスターの指示に従い、離れる。


その時、遙か向こう側から凄いスピードで突進してくる化け物..........あの時の飛竜だ!!




GJ「............19、18、17、16...」



飛竜はどんどん近づいて、もう俺らとそう遠くない。



戒「おい、来るぞ!!、大丈夫なのかよ?!!」



ブラット「落ち着け、大丈夫だ....」




GJ「.......12、11、10、9......敵、座標A62.B45想定速度h82................くらえ!!、滅殺龍砲Lv.5発射!!!!!!!!」

「キュイイイイイイイン」

けたたましい機械音をあげながら発射されたみたいだ


次の瞬間あたり一面真っ白になり、後からとてつもなくデカイ音が聞こえた。


「チュドーン!!!!!!!!」



戒「やったぁ!!、倒したんじゃね?」



俺の横にはもうみんなはいなかった。


みんな、倒れた飛竜に向かって走っていた。




エリーが、倒れている飛竜に巨大ハンマーで一発!!、2発、三発.....


マスターはその後ろで地面に何かを仕込んでいる。




「ギャャャャャャス!!!!」


その時、けたたましい咆哮とともに倒れていた飛竜が立ち上がった。



衝撃で、エリー達が吹き飛ばされる。



そして、目標は俺なのか、飛竜は俺の方に向かって全力疾走してくる




マスター「戦えぇぇぇぇ〜〜〜〜〜!!!!!!!!、死ぬのが嫌なら戦え〜、ゲス野郎〜〜〜〜!!!!!!!」



エリー「早く、剣構えろバカ!!!!.........みんな........みんなあんたに期待してんのよ〜〜〜〜!!!!」



俺は、期待されていたのか..............



そんなことより、俺は死にたくねぇぇぇぇぇぇぇぇええぇぇええええええええええええええええぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




俺は、ソニックブレードを構え、突進してくる飛竜に向かって走りだした。