コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 狩り☆ダッシュ♪7話更新☆コメくださ〜い ( No.25 )
- 日時: 2010/12/03 14:56
- 名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)
飛竜は、呻きながらも自らの弱点である腹部をこちらに向ける。
俺は、その腹に剣を刺す............
________彼は地面に倒れた。
心地よい表情で..........
天から光りが降り注ぐ.............
俺は、両の手を合わせ祈りを捧げた..........
マスター「聞こえたか?............竜の声が」
戒「..........ええ」
マスター「次の世代に託すことの喜び..............やつはそれを最後に言いたかったんだろう」
ブラッド「見ろ...........森が一頭の飛竜に祈りを捧げている」
木々の隙間からの木漏れ日が飛竜を照らす。
エリー「必要な部位だけはぎ取って帰りましょ」
マスター「そうだな..............戒斗、お前の初めての狩りだ、はぎ取り手伝え」
戒「一言いわせてください.........初めての狩りじゃなく....................最初で最後の狩りです!!!!!!!!!!!!!!!!」
マスター「分かった分かったぁ〜〜」
.............次々と飛竜が解体されていく。
_________はぎ取りが終わったようだ。
もう、飛竜の姿わそこにはなく、肉片が散乱しているだけだ.......
マスター「この肉は、ここの野生動物に捧げるんだ..............さぁ、帰ろう」
俺達はテントまで、巨大な荷物を引きずりながらも運びこんだ。
戒「つ、疲れたぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜」
マスター「ほら、食え..........携帯用のビーフジャーキーだ」
戒「いただきます......」
俺にはその一枚のビーフジャーキーが何よりのご馳走に見えた。
マスター「あの時お前に肉を食わせなかったのには理由があるんだ....................お前以外が肉を食べることで敵の注意を戒斗以外のやつに向けさせる.................そう、お前のことを思ってのことだったんだ、悪く思わないでくれ.......」
エリー「そ〜んなことも気づかなかったの?............やっぱバカね」
........今の俺はそんなことよりビーフジャーキーで頭がいっぱいだった。
これは、生命を維持するための人間の本能なのだろう
GJ「空腹が最高の調味料だYOー☆」
GJが元に戻っている......
ブラット「そろそろ出発しよう」
マスター「そうだな、そろそろ出発だ」
こうして俺たちは、練習用の密林を抜けた。