コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 狩り☆ダッシュ♪7話更新☆コメくださ〜い 8話pt1 ( No.26 )
- 日時: 2010/12/09 17:03
- 名前: 皐月凪 (ID: VozPDcE.)
__________セントペルー公国入り口。
次の日の早朝に俺たちは、セントペルー公国に着いた。
マスター「はい、おつかれさん...........ま、一杯飲みに行くかぁ〜」
軽トラから降りたマスターが言う。
エリー「いいわねマスター、支払いはもちろん戒斗で♪」
戒「はぁ?、俺この世界の金なんか持ってねぇ〜ぞ....」
ブラッド「今回の依頼の報酬で100000Gは入るはずだ」
戒「100000Gってどれくらいの金なの?」
マスター「う〜ん、ビールが一杯5Gだから2万杯は飲めるな♪」
..........この方、酒のことしか頭に無い。
そんなことを話ながら俺たちは、集会所に入った。
「英雄だぁぁぁ〜〜!!!!!!!」
入った瞬間、中にいたハンターからの手厚い祝福を受ける。
男「あんたは、公国の英雄だ!!、腹減ってんだろ〜好きなだけ食え」
俺の横にいた男が言う。
マスター「ま、適当に座ろう」
俺たちは、中央の大きなテーブルを取り囲むようにして座った。
マスター「とりあえず、ビール5つ」
近くを通りがっかったメイドに頼む
.........しばらくすると、メイドがおぼんの上にビールを5本乗せて運んできた。
メイド「はい、ビール5本お待ち!!............戒斗は飲んじゃダメよ.....」
.........ん?
メイドの顔をよく見てみる.....
葉月!!
戒「葉月!!!、久しぶり〜!!」
葉月「ちょっと〜、なんで私に気づかないの〜?」
エリー「戒斗、その女誰?」
ビールを一口飲んで、言う。
戒「俺の友達、異世界から一緒に来たんだ」
葉月「そうよ!、んでマスターとやら、もうその伝説の飛竜とやらを倒したんだから、私たちを元の世界に返してよ!!」
戒「ああそうだ、返してくれ!!」
マスター「いつでも帰っていいが、私は異世界のゲートのことをあまりよく知らない、ネルに聞けばいいぞ〜」
戒「よし!!、やっと帰れる〜〜♪.............あれ?そういや智成は?」
葉月に聞いてみる。
葉月「集会所の奥の豚小屋で飼育しているわ............臭いから近づかないほうがいいけど......」
戒「そうか、じゃ早速智成と涼太連れてネルんとこ行こうぜ〜」
葉月「そうね、早くこんな世界からおさらばしたいわ...............色んな意味で」
戒「じゃあ、まずは智成を呼びに行こう..........んじゃマスター、そう言うことで」
マスターは手を振る。
俺と葉月は智成を呼びに奥の豚小屋を目指す。
葉月「ここよ、このドアを開ければ智成がいるわ....」
俺は、木製のドアを開ける。
戒「お〜いゲーム神〜」
智「戒斗ぉぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜」
扉を開けた瞬間智成が俺に抱きついて来た。
智成の体から悪臭が........
戒「おい、離れろ!!!!!、くせーぞ!!!!!!!」
智「しょうがねぇ〜だろ〜こんなところで仕事してりゃ自然に臭くなるさ〜.........んでなんかようかぁ〜」
......俺から離れた智成は、豚に向き直り干し草を与えながら言う。
戒「.......元の世界に帰ろうと思ってお前を誘ったんだが、お前には豚の世話がお似合いのようだ..............じゃな」
俺は扉を閉めようとする。
智「ま、待って〜〜〜〜〜!!!!!!!」
...........結局付いてきた智成。
戒「え〜と、確か涼太は武器やで働いていたな........」
葉月「ちょっと、智成あんまよんないでよ!!!、臭い!!!」
智「みんなして臭い臭いって、俺はそんな嫌われてんのか?」
葉「ええ、色んな意味で嫌われてるわ........」
そうこうしている間に武器やに着いた。
戒「お〜い、涼太いるかぁ〜」
店の奥から、涼太が出てきた。
涼「あにきぃ〜、伝説の飛竜倒したんっすね〜!!、集会所の人から聞きやしたよ〜」
.......昨日倒したのにどんだけ情報の伝達早いんだ....
戒「ああ、それでなんだが、俺ら異世界に帰れることになった..............それでお前を呼びに来たんだが、お前はまだここにいたいか?」
涼「う〜ん............」
悩み始める涼太。
葉、戒「........そこ、悩むところ!?」
涼「いったん帰るっす♪」
戒「じゃ、みんなでネルのとこ行こう」
俺たちは、ネルのいるであろうセントペルー公国王宮へ向かった。