コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 狩り☆ダッシュ♪ ( No.27 )
- 日時: 2011/02/15 14:20
- 名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)
______宮殿入り口。
宮殿を入ったすぐそこの花壇に水をあげているネルがいた
戒「おい、ネル約束通り俺たちを元の世界に帰してくれよ」
ネル「わかりました、でも次なにか大きな依頼が来た時には、こちらに戻って来てもらいますからね」
今はとりあえず、元の世界に帰りたい....
頷いておこう...
戒「分かった分かった」
ネル「じゃあ、噴水広場の前に行きましょう♪」
俺たちは、この世界に来たとき、一番最初にいた場所......噴水広場を目指した。
智「あ〜、とりあえず俺は風呂に入りたい」
みんなから、10歩ほど遠くを歩く智成......
こんなに遠くにいるのに臭う...
涼「まぁ、俺は元の世界行っても、この世界に帰って来ますけどね♪」
葉「はぁ?、なんでよ?」
涼「俺、武器屋の旦那にあの店継ぐって約束したんす♪」
戒「ハハッ、そりゃいい就職先が見つかってよかったな.........」
今の俺には、こう言ってやることが最良の手段だった
そうこうしている間に、目的の噴水広場に到着した。
ネル「では、またいつの日か会いましょう......」
ネルがそう言うと、またあの時のように辺りが真っ白になった...
_________真っ白い空間の中で、元の世界にいた自分のダミーの記憶が頭に入ってくる...
何も変わりのない日常.......
いつもと変わらない授業風景......
____________先生「えー、では転校生を紹介する......入りなさい」
......ん?転校生?
気が付けば俺は、教室の自分の席に座っていた......
隣には智成......
戻ってきたのか.......
「失礼します..........失礼します........失礼する」
教室に入って来た3人を見て、俺は唖然とした......
先生「では、左から順に黒板に名前を書いて自己紹介してもらおう」
ネル「セントペルー公国から引っ越してきました、ネルです、よろしくお願いします」
エリー「同じくセントペルー公国から引っ越してきた、エリーです」
マスター「私は、隣町から転校してきた、涼野宮 凛といいます。よろしくお願いします」
戒、智「ええぇぇぇぇぇえええええ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あまりの衝撃故、声を出さずにはいられませんでした......
先生「おい、後ろ2人うるさいぞ!!!」
今や、教師の注意などどうでもよい
戒「な、なんでお前らがいるんだよ!!!」
先生「なんだ、君たち戒斗とは知り合いなのか?」
ネル、エリー、マスター「いいえ、知りません。」
おいおいおいおい、ツッコミどころが多すぎだぞ......
先生「まぁ、君たち、空いている席に座りなさい」
俺の席は窓側一番後ろ、その前の席にエリー、その横にマスター、マスターの後ろに智成、智成の隣にネルという配置になった。
戒「おい、オメーら空いている席に座れって先生言ってたよなぁ〜.......俺の周りの生徒をどかして無理矢理空いてる席作んな!!!!」
エリー「うっさい、変態!!」
戒「おい、やっぱ俺らのこと知ってんじゃねぇ〜か!!」
エリー「へぇ〜、戒斗、自分が変態だって認めんのね〜」
戒「んだと〜!!!」
俺は立ち上がった
その瞬間、間違いなく「ガチャッ」とピストルの弾を込める時の音がした.....
その音がした、窓の方に視線を向ける......
_______そこには、銃を構える金髪のイケメン男性。
そう、エリーの兄さん、ブラッドがいた。
エリー「もう、兄さん下がって下がって」
窓の向こうの兄にジェスチャーするエリー........
戒「........もういい、まずなんでお前らここにいるんだ?、その訳を教えろ」
先生「おい、後ろ騒がしいぞ〜」
ったく授業中に話すのはムリがあるらしい...
戒「あっ、すみませーん」
戒「話は昼休みに持ち越しだ」