コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 狩り☆ダッシュ♪ ( No.29 )
- 日時: 2011/02/28 17:13
- 名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)
______放課後。
エリー「あ〜、マジ疲れた〜、あっちの世界じゃモンスター狩れればいいから勉強なんかしなくていいのになぁ〜」
授業終わりのチャイムが鳴った瞬間、両手を上げのびるエリー
戒「要するに、おまえら異世界人はバカってことだろ」
マスター「私はバカではないぞ、なんたって100年前はこの世界にいたんだからな」
......だから、あんた何歳ですか!?
戒「さて、こんなバカどもは放っておいて葉月帰ろうぜ」
葉「そうね」
俺は、葉月と共に教室を出ようとする
マスター「おい、ちょっと待て!!」
戒「なんだよ年齢不詳ヤロー」
マスター「おいおい、そんなこと言ってもいいのか?.....私が怒るとそうとうピーーーだそ」
葉「ねぇ、戒斗......ピーーーの部分は探りを入れないほうがいいわね」
戒「そうだな」
その時、俺ら常識人は危険な香りを察知した
マスター「アド交換しよう♪」
戒、葉「は?」
ポケットから携帯を取り出し、言う自称100才越えのマスターに俺たち2人は、疑問を抱いた
戒「おいおい、なんで携帯とか言う次世代型通信手段をご存じなんですか?......」
マスター「何回言わせるんだ、私は100年前はこの世界の住人だったんだって!!」
戒、葉「......その時代に携帯ねぇ!!!!!!!」
エリー「まぁ、細かいこといいじゃん、ほら、私も持ってるからアド交換しようよ」
マスター同様、携帯を所持していたらしいエリーが言う
ネル「私も私も〜」
黒板の前で、智成と何か話していたネルもやってきた
なんで、異世界人が携帯を持ってるのかわ知らんが、このままじゃきりが無いので、交換することにした...
戒「じゃ、赤外線で送信するね...」
俺は、エリーに携帯の赤外線部分を向ける
もはや、異世界人が携帯の機能を知っていないがいようがどうでもいい
エリ「じゃ、私受信するね〜」
____シュバッ
その瞬間、俺の携帯が消えた...
ブラッド「俺の許可無しに、妹の個人情報を探るとは良い度胸だな」
携帯を取り上げたのは、シスコンの兄、ブラッドだった...
戒「...あの、返してください.........ってかどっから来た!?」
エリー「そうよ、やましいことじゃないからアド交換くらいいいじゃん」
ブラッド「そ、それもそうか.......すまなかった、続けてくれ」
ブラッドは、俺に携帯を返すと、机の上に上がり、教室天井の板を1枚ずらして、天井に入って行った....
幸い教室には、俺ら以外誰もいなかったからよかったものの.....
戒「エリー、お前の兄さん.............なんなんだ?」
エリー「凄腕弓使いよ♪」
俺は、これ以上聞かないことにした...
_____とりあえず、ここにいるメンバー全員のアド交換作業が終了した。
ネル「これで、いつでも連絡が取り合えるね♪、戒斗、後で恋紀ちゃんのアドも教えて欲しいんだけど....」
俺は、この危険きわまりない異世界人共とはできれば連絡を取りたくない......
戒「はいはい、分かりました、分かったから帰っていいかな...」
俺の疲労はピークに達していた
マスター「もう帰るのかー、出来れば自宅を案内したいのだが....」
戒「結構です!!!、葉月逃げるぞ!!!!」
俺は、葉月の手を引っ張って教室を出た
そして、玄関までたどり着いた
戒「ここまでくりゃ大丈夫だろう」
葉「か、戒斗........手///」
俺は、葉月の手を握りっぱなしだったのに気ずいて手を離す
戒「あっ、悪いな」
葉「.......///」