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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 音色の旅に祝福を−希望− ( No.21 )
- 日時: 2010/11/26 20:48
- 名前: 真白 (ID: J69v0mbP)
「あっそぉ。ソフィの妹ね。・・・わたしは風の情報屋さんで『風を司る者』のブリーズ・シルフィード。・・あ、ちなみに、シルフィードは姓じゃなくて、種族名なの。シルフと人間のハーフってこと」
『大きな木』から、長い銀色の髪の少女が飛び降りてきた。形の良い、薄紫色の瞳が特徴的だ。
「みんな、リーズって呼んでる。よろしくね、ファナ!」
ニッコリと笑うと、白い歯が見えてかわいい。そういえば、シルフの類似は天使だったかも。だからかな、通称リーズの姿形が整っているのは。
「こちらこそ。リーズって、呼べばいいの?」
「好きなようにどうぞ。・・・あ〜もう!ソフィ&ランディ、うるさいよ、静かにしてホシイナァ」
いちいち描写はしてなかったけど、まだ、ソフィとランディは喧嘩をしている。
「リーズ、あんたに関係ないだろ!」
「そうだよ。・・・・ファナちゃんはどう思う?」
「カンケーなくないもん!ファナだけに聞くなんて、ヒッドォ〜イ!」
どう思うって聞かれても、答えようがないんだけどな。
「ほら、ファナが困ってるじゃないか!」
「そうだよ!いきなり振られても困るでしょ!」
「リーズ、君はいったいどっちの味方なんだ?」
「ブリーズは日和見主義。だから、いまはどっちか分かんない」
今度はリーズも加わって喧嘩が始まってしまった。
どうしよ・・・、あたし。
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