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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 漆黒のレクイエム ( No.5 )
- 日時: 2010/11/26 20:14
- 名前: 十六夜 ◆HU7XfvOYA2 (ID: dBCG1FA1)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
第一話 [黒い心]
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拝啓、フィス様。
最近、悪魔達が出回っております。
これでは、人間達の平和が再び奪われるかもしれません。
是非とも、エクソシスト様達の力を貸してください。
追伸
ウェル君の調子はどうですか? 2年前より成長したと思うので、是非とも顔を出させて頂きます。
.インデルア
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そのキレイな文字で描かれた短文をジッと怪訝な顔で見つめるのはエクソシストの頂点に君臨するフェルという名のエクソシスト。
また、悪魔達と戦う日が来るのか、と頭の中で考えながら天井に視線を向ける。
頭の中では、厄介な事になりそうだ と考えている様な表情で天井をずっと見つめていた。
10秒が経つと、視線を天井から前へ向け、立ち上がった。
そして横を向き、歩き去る。
此処はエクソシスト達が集う街 -エデン-
そのエデンでは、この手紙のせいか否かで騒ぎになっていた。
「…また悪魔祓いかー…はぁ」
昔は人に憑いた悪魔を祓うだけ…だったのだが。
今は、悪魔狩りに近い方法で祓っている。
時代の変化が見える、のだろうか。
そして、今日は満月。
狼男が騒ぎ出すのだろうか。
街に集ったエクソシスト達は不安げな面持ちで教会に集まっていた。
今日も悪魔祓いがまた始まる——————
「…準備はいいか?」
悪魔祓いの頂点に君臨するフィルは、少し段差のある場所に足を動かしそう言葉を発した。
その言葉を聞いた他の悪魔祓い師達はコクンと顔を縦に頷かせた。
そして、血祭りがまた始まる。
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