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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: こんな俺でも奇跡を起こすっ! オリキャラ大募集! ( No.16 )
- 日時: 2010/12/18 17:26
- 名前: ZERO ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
「…ハッハッハッ!!!奇跡なぞに頼っても強くはなれんぞぉ!!」
いきなり謎の男はショットガンを構えてきた。
俺もかかとを上げて避ける体勢を取った。そして謎の男は引き金を鳴らす。
————————今何が起こった?なんか恐ろしいものが通りましたよ?
なんかこう、明るくて熱くて触れたら解けそうになるもの…。
自分では世界の果てまで言ってもないようなレーザーだった。
決してあんなちっぽけなショットガンではなかった。
「…反則じゃねぇぇかあああ!!この変態男!!」
まぁその台詞は決して輝弥が言えたことではないが。
案外相手もその言葉に腹が立ってがむしゃらに発砲してくる。
俺はその攻撃を避ける事しかできず勝てるような状況ではなかった。
「少年よ、早いところその少女を渡せば攻撃をやめてやろう」
「んな事するかよ…」
「ん?」
「そんな事は絶対しねぇ!!男は勝負に背中を向けた時点で負けなんだよ!!
少女一人守れねぇようならその時点で人間失格だ…」
息切れして動かない体とは反対に目はまだ生きていた。
目は希望の光を帯びて謎の男を見ている。
謎の男はその目つきが気に入らなくなってついにレーザーを発砲した。
ッガキン————————————!!
謎の男は目を疑った。しかし目の前の現状は本当だった。
そして男はその場に立ち尽くしてしまった。
なぜなら……、輝弥の手に光の剣があったからだった。
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