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Re: こんな俺でも奇跡を起こすっ! 三話更新完了。 ( No.43 )
日時: 2011/01/16 21:46
名前: 蒼天の彗星 ◆7dc6rjLZUg (ID: A9EK.QpX)
参照: リアルタイムじゃないけど気にしないw

第四話 こんな暑さでも新たな戦いの幕が開く





——————————うわ〜、むちゃくちゃ暑いよ…、言葉に出来ねえよ…。
俺はとある休日、部屋の真ん中で団扇を仰いで暑さを紛らわそうとしている。
そう、今はちょうど夏が来た頃なのだ。夏が来たばっかりと言うが尋常じゃない暑さだ。

「〜ねえ、暑いんだけどここって旧型でもいいから冷暖房ないの?」
「生憎だが俺の家は冷暖房なんてねえよ、さらに冷暖房は結構最近だろ?」
「私達にとっては紛れもない旧型なの」

そんな口論をかましてる間にも凄い量の汗をかいている。
そしてついに意識までもうろうとしてきた。ちょっとやばいよ。
こんな時こそ耐えるんだ…!そんな状況なのにアリアは汗一つ見せない。



「お前のその服…、どんな構造してんだよ…」
「服が自動的に体温調節してくれる優れものだけど?」
「ちくしょうっ!!手前!!」



————————そんな時一本の電話が部屋に鳴り響く。

「はい、奇異ですけど…」
「奇異か?お前今何処にいる?」

それは担任の伊達先生であった。なんでかあの偉人と同姓同名でさらには、
目に眼帯までしてほとんど伊達政宗と同じである。

「先生、休日に何ですか…?」
「休日…、お前今日は月曜だぞ…?」
「え……」

ほとんど死亡フラグ寸前だよな…、最悪……。

「早く学校に来いぃいいい!」
「わ、わ、わかりましたっ!!!」
「どうしたの?」
「あ〜、学校行ってくる……」

そしてまた奇異輝弥の一日は始まるのであった。