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Re: ___翔___〜Kakeru〜 ( No.7 )
日時: 2010/12/30 14:12
名前: 抹茶★゛ ◆flztcwlYqU (ID: NM3d.9Bq)
参照: @抹茶??なにそれ??おいしいよ??_____

それは小2の夏休み明けの事だった__。






「起立っ!!礼っ!!」
「おはようございます!!」
「着席っ」

なんか兵隊みたいで私は朝の挨拶がきらいだ。

「今日はみんなに新しいお友達を紹介します。」

みんながざわつく。話題は勿論、女か男だ。
私は女の子でありますように・・と願っていた。

「君入っておいで。」

そうやって先生が猫撫で声で廊下にいた`例の転校生´を呼ぶ。
「この子が新しいお友達だ。」

ゆっくりと背の高い子が入ってきた。

その時私はその子に目を奪われていた。
キリッとしたまつ毛。ちょっとツリ気味の目。
さわやかとしたその黒髪。
そして小2にしては大人っぽい顔。

「ヵッコィィ」

いつの間にかそう呟いていた。



「このお友達の名前は、、」

そういって黒板に名前を書き始める。

        山
        中

        翔

「やまなか かける??!!!」
そう私は叫んでいた。

なぜ私はそう叫んでいたのかというと、



私が小2の時 高橋 翔 という売れっ子アイドルがいた。
読みはもちろん[たかはし かける]。
だから私は小2にしてそんな風に読んでいたのだ。

「いいえ違うよ。柊さん。この子は[やまなか しょう]という名前なんだよ^^」






      ***


ということである。

「翔さぁ〜記憶力なくね??」
「そうだよ!かけるのバーカバーカ!!」

二人でかけるをバカにする。

「うっせーな。お前が勝手に説明してるだけだろ??」


 そういって3人は教室に入る。