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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *大好き*なんて言えるわけ無いじゃない。*-7話更新!!-* ( No.24 )
- 日時: 2011/01/01 16:14
- 名前: 抹茶★゛ ◆flztcwlYqU (ID: kEMak/IT)
- 参照: @抹茶??なにそれ??おいしいよ??_____
*-第8話-*
「おいっ関根」
いつもは翼と呼んでいるのだが今は違う。
「ん?」
翼が振り向く。期待の目で私の目を見る。やめろ。それ反則。
「お前ちょっと来い」
そう言って手招き。だけど一向に来ないので廊下に引きずりこむ。
翼の視点はずっと下。下を向いたまんま。
「何??」
分かってるくせに。
でもはっきり言わなくちゃ。
「昨日の事なんだけど」
「うん」
「ごめん。翼の事はずっと幼馴染として見てきたから急にそんな風には見れない。」
「そっか。翔は良くて俺はダメなのか。」
「はっ??」
何??急に??
翼の口からこんなナルシスト宣言がでるなんて思ってなかった。
ってか・・・
「俺、知ってるもん。小学校の頃からお前翔の事が好きなんだろ??」
キモイ・・・。そう単純に思った。
「はっ、はぁ???そ、そんなの知らないよ。」
「見ちゃった。お前が翔に告白してるの。でも翔のふり方おかしくなかったか??俺だったら」
「最低」
翼がこんな奴なんて思ってなかった。
もっと優しくてカッコ良かったのに。
お調子者でも頭が良くてみんなから一目置かれてた翼。
なのに・・・?? なんで・・・??
「何??それで??見てたから何??俺はそんな事絶対言わないよって言いたいの??なんですか急にそのカミングアウト。」
「・・・。」
「何も言えないでしょ??そりゃそうよ。」
「つっ」
「もうこれから翼のこと幼馴染としても見れないよ。」
そう言い放った。てかそういう言葉しか頭に浮かんでこない。
でも・・・・・・
なんで??なんで??こんなに
頬に
しょっぱい水が流れてくるの??
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