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*-第１０話-*

返信が返って来るまでパソコンで暇つぶし。
ヤフーで色々検索してみたり。


＿＿5分後


♪〜〜♪

メールの着信音が聞こえる。

「来た来た♪」

ドキドキするなぁ〜
もしこれで無理の一言で返ってきたら今すぐ殺しに行こう。


とかなんとか考えていたけどそんなので返ってくるわけがない。

——————————————————

あっ!それなら俺のほうが悪いから。
お前が謝らなくてもいいよ。

俺もちょっと言い過ぎた。
あのときはつい口から出ちゃったんだ。
すまん。

これからも幼馴染としてよろしくｄｄ

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と。
翼にしては素直な言葉だ。





てかなんで「幼馴染として」なの??



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。




何考えてんの!あいつは幼馴染でいいの!!
なんでぃ!幼馴染以外になんかあんのか!!

・・・・・・・・・・。


顔が紅潮してくる。

あいつはそんなのじゃなーい!!
好きとかそういう感情なんて１ミリも無いんだよー!



漫画とかでよく出てくる美化60％の翼を思い浮かべる。



「おえっ」


ありえない。真面目に中身が出てきそう。


もうこんな事考えるのはよそう。頭が痛くなってくる。

とにかく返信しなくちゃ。


*ok!!　これからもヨロシク★*


こんなんで良いっしょｗ











涼しい風が部屋の中を通り抜けていく。



六月三十一日。

もう少しで熱い、熱い、熱い夏が始まろうとしている。