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Re: *大好き*なんて言えるわけ無いじゃない。第1章終了!! ( No.53 )
日時: 2011/01/07 18:09
名前: 抹茶★゛ ◆flztcwlYqU (ID: t.wI8xY5)
参照: @抹茶??なにそれ??おいしいよ??_____

熱い日差しが体を照り付ける。




_____夏だ。



蝉の甲高い鳴き声が頭の中でこだまする。
今日は部活の為の特別登校。

私がやってるバスケ部はあと1週間後に交流試合を控えている。
そのため練習が毎日のようにある。
しかも私も入っているレギュラーはもっとキツイ。




毎日があっという間に過ぎていく。



「おはようございます!!」
「今日も一日よろしくお願いします」




毎回、練習が始まる前はこうやって挨拶をしてランニングに入る。
そしてフットワーク、基礎練習、シュート練習・・・ets



_____休憩時間

男子と女子、同じ様に練習し同じ様に休憩をする。
そして今は休憩中。

皆疲れているせいか、一言も喋らない。水筒の中身を飲み干すようにどんどん飲んでいく。



時刻は17時30分。この休憩が終わったら多分ゲームだろう。



ピィィィィィィィー!!


コーチが笛を吹く。そしてコーチの周りにゾロゾロ。
そして適当にチーム分け。


今日は女子かららしい。

だがコーチから一言。

「今からやるゲームでちゃんと活躍しなかった奴は交流試合で使わない。」


と。だが私はレギュラー。大丈夫。

「レギュラーだから大丈夫だと思ってても関係ないぞ。レギュラーでも落とす。」


だとさ。だが私は大丈夫!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・




んなわけあるかいな。どうしよう。





落とされたらどうしよう。





翔はどうだろう。

翔の方を向いてみる。


椅子に座っている。




ああそうだ。翔は出れないんだっけ。あの怪我のせいで。
可哀想というか・・・なんというか・・・



でもそんな風に見ちゃダメだ。

翔だって、こないだ泣いてたもん。
すごい悔しかっただろうな。


私だってそう思う。










そんなことは良くて、


もうゲームが始まっちゃう。がんばらなくちゃ。