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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 大好きなんて言えるわけ無いじゃない。 オリキャラ募集!! ( No.132 )
- 日時: 2011/02/01 19:55
- 名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: qJY1uOvM)
- 参照: @ 特になし←
「翔っ!!」
舞台の上で何やら走り回ってる翔を呼び止める。
「何だぁ??」
アホな声を出している翔のとなりから誰か出てきた。
あれは—・・・
「凛君!!何で此処に??」
出てきたのは田中。ついでに柊も。
「ちょっと」
適当な返事を返しながら翔の方へと駆け寄る。
翔はなにやら箱から変な被り物を出しそれを自分の頭に乗っけた。
「どう??これ結構似合うっしょ??w」
似合うというより赤頭巾がかぶっているような物を乗っけたので似合うも何も無いが、
案外似合ってるのかもしれない。
「いいんじゃない」
空返事をして本題にしようと思ったのだが、
「だよね!!!俺もそう思う!!」
はぁ〜。なんだこいつは。中2病か??それともただのナルシ??
「それはどうでもいいんだ。白雪姫の役って誰??」
翔が不機嫌な顔をする。
「どうでも良くない」
こいつはどっかのガキか??
「誰??」
とりあえずスルーしとく。
「んとねぇ〜」
ゴクッ。生唾を飲む。
「分かんない」
ガクッ。
こんだけ期待しといて知らないって—・・・。
「田中とかなら分かるんじゃない??」
そう言うやいなや田中の方へと歩いていく。
ちょっ、まっ、待ってダメダメ!!ストップ!!
だが俺の虚しい思いは届くはずも無く、翔は田中に話しかけていた。
「田中ーっ!白雪姫役って誰??」
何の躊躇もしないで話しかける。
「あっ、それ私」
ニコッっと笑って受け答えする田中。
えっ、今なんと??
「えっ、もう一回」
「だからアタシだってば」
こんどは苦笑する田中。
馬路かよ。
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