コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 大好きなんて言えるわけ無い。アンケート中!! ( No.175 )
日時: 2011/02/27 17:02
名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: 9qYqZOsB)
参照: オリキャラ採用コーナー!!!  


気が付けばいつの間にか季節が変わり、雪がしんしんと舞う冬がやってきていた。
更にいつの間にか柊と凛は付き合い始め、毎朝新婚夫婦のように顔をあわせるとにやけ、進まない会話を繰り広げる。

朝、柊に遅れて置いてかれ、何かとピリピリしながら歩いていた。
いつか言った梅の木なんて、本当に誰も見ない。私だって見てないのかも。

そんな朝に。そんな朝に限って出会いは・・・・
うん。これが少女漫画の常識。実際にこんな事なんて起こらないんだから。


ボコッ


石につまずきコケる。そしてその調子で前によたよた歩き、体勢を立て直そうとしたその時。


ドンッ


後ろから誰かぶつかった。何このぶつかり方。普通だったら私が前を見てなくてぶつかるっていうやつなのに。
その拍子に倒れる。


「いったぁ」

地面の上に倒れる。実際人は痛くなくても反射的に声は出るのだ。
本当に痛くないためそそくさと立ち上がり、ぶつかった相手を見やる。
すると綺麗な黒色の髪の毛を後ろに二つに縛った同じくらいの‘女の子’がいた。

 ———・・・男の子じゃないのかい。

てっきり流れ的に男の子かと。作者そこらへん考慮しろや。


「ごめん。大丈夫??たてる??」

手を差し伸べ女の子に大丈夫かと心配する。
そして、その気持ちに応えるかのように女の子も手を差し伸べた。そして握ろうとしたその時。


パシッッ!!

その女の子は私の手を叩いていた。


「どこの誰だか知らない人に手を差し伸べられたって掴むわけ無いでしょう。だいたい、あなた。男の子じゃないの??てっきり男の子かと思ったじゃないの。流れ的によ。だってそうじゃない。転校初日、ぶつかった相手は男の子。そして恋が始まる・・・・これ恋愛の王道。私は的な事を楽しみにしていたらこのザマよ。まぁいいわ。その手を掴んであげないことは無いわ」


うわぁ〜何かペラペラ喋る人が来た〜。なんか色々言いたい事が・・・。

まず、一番最初。それ無礼だろっ!!人が心配してやってんのに。
そして次、思考がまったく私と一緒wwなんかいきなり意気投合しちゃったけど。
その次、何様!!お前!!な〜にが「その手を掴んであげないことは無いわ」だ!!

「ねぇ、とりあえずさ、1−Aに連れて行ってくんない??あっ、いいや職員室に連れてってくれればいいや」




 えっ?! 転校初日って言ってたけど、この人やっぱり転入生だったの?????!!