コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 大好きなんて言えるわけ無い。アンケート中!! ( No.187 )
日時: 2011/03/27 12:20
名前: 抹茶. ◆1TtGcOAK06 (ID: kkPVc8iM)
参照: ★.! 隠れオタクでごめんなさい *`

 休み時間になると彩夏ちゃんのまわりには男女問わず人だかりができていた。好きな物は何??誕生日はいつ??等々。質問攻めにされていた。
 だがそんなもの、予定していた、朝飯前と言うようにして余裕を持ちながら受け答えしていた。

 その輪の中には翔もいた。

「翔のばかっ」

 小さく呟いたつもりだが翔の耳には入ったらしい。

「何??」

「馬鹿」

「なんで??」

「金魚の糞」

 翔を罵倒させるように罵る言葉を連発する。

「なんだし。柊らしくないぞ」

 と一言残しまたあの輪の中へ消えていった。
 何よ。




———放課後

 柊は部活があり今日は一人で下校。やってらんない。とかブツブツ一人で愚痴を呟いてた。
 そうして校門を出ようとしたときまた人にぶつかった。

 (今日はよくぶつかるなぁ)

 顔をあげると彩夏ちゃんだった。

「あっ!!燐音!!ちょうど良かった!!」

 えっ、イキナリ何こいつ。呼び捨て??

「はい??」

「いや〜。一緒に帰ろ」

「いいけど」

 とりあえず一緒に帰ることにした。
 曲がり角をまがると彩夏は此処が家だから。といった。
 なんだすぐ近くじゃん。とか思ってたら

「家入るでしょ??」

 と疑問符を浮かべているのに腕を掴み中に入ってしまった。

「失礼します」