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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 悪魔との契約書 ( No.11 )
- 日時: 2010/12/23 21:36
- 名前: 林檎 ◆Kzu1K1gcR2 (ID: dCkmB5Zo)
#05
ジリリリリリリ・・・
「ん・・・」
眩しい朝がやって来た。
私の大嫌いな、朝。
「おはようございます、お嬢様」
階段を下り、リビングへ行くとアンリが朝食を作っていた。
「おはよう、アンリ。朝ご飯作ってくれてるの?」
「えぇ。目玉焼きとフレンチトーストを」
「・・・ありがとう」
ありがとうなんて言ったの、いつぶりだろう。
「あ・・・」
私は自分の右手を見た。
夢じゃないんだ。
私、悪魔と契約したんだ。
「どうぞ。朝食です」
「ありがとうアンリ。すごくおいしそう・・・」
「それは光栄です」
「いただきます」
アンリの作った朝食は、とてもおいしかった。
悪魔って料理出来るのか・・・
「そろそろ、学校のお時間ですよ」
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