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#04


「了解致しました、お嬢様」
「!?」


私の右手に、ペンタクルが刻まれた。


「な、何コレ・・・?」
「契約書です。ほら」


悪魔は自分の左手を見せた。
私と同じペンタクルが刻まれている・・・


「首輪・・・といったものでしょうか。あなたが契約書を持つ限り、私はあなたにお仕えする」
「そして復讐が終えた後、私の魂を食べる」
「その通りです」


もう、後には戻れない。


「私の名前は大野律」
「僕の名は、アンリ ムファミリス。誠心誠意、あなたに尽くします」
「・・・よろしく」
「よろしくお願い致します」


だって私は、



悪魔と契約したのだから———・・・