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〜プロローグその②〜

「後輩、ふられたみたいだな」

後ろから声をかけられて、びくりとする
「だ、誰ですか！！」
少し声が裏返ったのが情けない
「聞きしにまさるヘタレっぷりだな。そんなんだから女の子にもてないんだ」
目の前には長身、やせ形、端正な顔立ち……といった容姿完璧超人がドアにもたれかかって立っていた
「誰ですか！本当に！」


「俺か？俺は……『神様』」


そう言ってにやりと笑う上級生
「神様？」
理解不能なことってみんなあるよね？そういうときはパターンで考えよう………
よし３パターンある。
１：本物の神様
２：ただの中二病
３：その他

「ひとつ言っておくが、俺は中二病じゃない」

パターン変更。この人は本物。

「そして本物でもない」

パターンを再変更。その他

「まあそんなことはどうでもいい」
いきなり話を進め出す、怪しい上級生もとい、神様（偽）
「お前モテたいんだろ？」

「へ？」

「俺が指導してやるよ………女の子に「YES」と言わせる方法」


そしてレッスンが始まる。神様（偽）の」