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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 嘘からはじまる恋 ( No.11 )
- 日時: 2011/02/10 17:32
- 名前: 蒼依 (ID: 9ihy0/Vy)
*第四話 生徒会メンバー。*
5月。
「生徒会へ、ようこそー!!」
とうとう来てしまった入部の日…。
生徒会だから仮入部がないらしく、いきなり本入部となったのだが…まだ心の準備が出来ておりません。
それにしても生徒会室って広いなぁ。お、会長室もあるのか。
でも、こんなに広いのに狭く感じる。いったい何人いるのだろう?
「かーいちょー!!」
副会長だろうか、会長と呼ばれる男子に話しかけている。
確かになつみの言っていた通り、かっこいいかもしれない。
「おおー32人!!今年も沢山入ったねー、会長!!」
「そうだな。」
ふむ…32人ね…、これなら幽霊部員いてもおかしくない!!よし!!
一人ガッツポーズしてしまった。誰も見てないよね?(笑)
「はじめまして、新入部員の皆さん。俺は会長の本条慎也です。よろしく。」
「「よろしくお願いしまーす!!」」
へー…会長って優しい感じの人なんだ。なんか安心した。
これなら幽霊になっても全然大丈夫そう。
このあと副会長から順にメンバー紹介、新入生の紹介をした。
わりと雰囲気もいいし、皆が笑っているのを見て生徒会も悪くないかなーなんて思えてきた。
私はジュースが入った紙コップを手にし、席についた。
「これから、俺たちは6月に行われる文化祭の準備にあたります。」
「早速皆には明日から集まってもらわなきゃなんないいんだー」
口に含んだジュースを吹き出しそうになりながらも、最後まで話を聞いた。
とんでもなく仕事が多いじゃないですか!!
生徒会活動、明日より開始。
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