ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第一章　第十三話**



教室をでた後、私は出来るだけ凛として歩いた。
君に別れを告げるときぐらいかっこつけたいから。




***


学校から家に帰るまで私は今まで自分がしたことを振り返る。
そのたびに自分を責めて泣きたくなった。


でも涙なんてでなかった。
なんでだろう？自分でもわからなかった。


君と毎日話して、笑ったのはとても幸せでした。

なにより君が大好きでした。



でももうこれ以上たくさんの人を傷つけたくないよ。
　　　　　　　　　　　　　　　泣かせたくないよ。




怜のために、
可奈のために、



私は君を諦めます。

その分とおくで君を幸せを願います。







　　　　　　　　　　　　　君のために、ばいばい。




1年の終わりに私は君との関係を終わらせた。
また新しい年に新しい第一歩を踏み出せるように。
　　　　　　　　　　　　君に諦めがつくように。




大好きでした。


　　　　　　　　　　　　　　　　　第一章　第十三話**　end