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※獅子森視点

それはとある昼下がりのこと。
私たちアニ研のメンバーはいつもの事ながら廊下でたむろってた。

「ねぇ、神威」
「ンだよ。金貸せってのは無理だかんな」

名前を呼んだだけなのにその返答は何なんだろう。
何なんだ？私はいつも金欠なキャラなのか？いや、金欠ですけど！！

っていつもは突っ込むけど、その時はなんかムカついちゃったんだよねー。だから悪戯しちゃったんだよね。


「神威って俺にしかデレないよね」
「「「…はぁ！？」」」

おーおー、綺麗にハモりやがった。神威なんてこっちガン見してるしｗウケるーｗ


※神威視点

とある昼下がり、俺らアニ研メンバーはいつものように廊下で立ち話していた。え？始まり方が被ってる？五月蠅いよ。

とまぁここまでは普通だったんだ、ここまでは。
いきなり詩論がニコッって効果音が付くくらい不自然に笑った。と思ったら、アイツ何て言ったと思う？

「神威って俺にしかデレないよね」

「「「…はぁ！？」」」

意識が飛んだ。

いや、飛んでないけど！そんな感じになったんだよ！
だっていきなり「お前は俺にしかデレないよね」って言われたんだよ！？


「お前は俺にしかデレないよね」＝「お前、俺のこと好きだよね」。


はぁ！？ってなるよね！普通は！！
しかも異性じゃなくて同性に言われたんだぜ！？おかしいだろ！？


何　故　に　こ　う　な　っ　た　！　？


※第三者視点

「まさか神威が詩論のことを好きだったとは…」
「成る程。いままでのはフェイク。又は、ツンデレだったって訳か…」
「同じクラスで同じ部活！アーンド、席も近い！！絶好のシチュエーション！！」
「神獅子フラグｋｔｋｒ！！」
「だがしかし、獅子森は黒だから攻めだったりして…」
「獅子神ですね、分かります」
「あばばばば…！今すぐ家に帰って獅子神で小説書きたい…！！」





---あとがき---


な　ん　じ　ゃ　こ　り　ゃ　。


勢いで書く→出来たァ！！→読み返す→あれっ！？百合じゃね！？
勢いほど恐ろしいものはない(＾ｑ＾)


本当は放課後の教室で２人きりの時に言ったら、「はぁ！？ちょ、病院行け！！ってか、病院come on！！」って叫ばれた＼(＾O＾)／

教育棟　屋上

「なんですと！？」

やべー、今の大声で小鳥がバササッと一斉に飛び立ってしまった。あ、皆様こんにちは！獅子森詩論とは私のことなんだぜよ！！ついさっき弟が出来てうへへーい！！な気分なんだぜよ！！
んで、何で私が驚いているのかというと…

「転校生が他にも…だと…っ！？」
「情報によるとA組とE組に１人、D組に２人。３年の方にも３人ほど転校してきたらしいな」
「１年には２人転校してきたらしいよ」

緑さんと蒼花が情報を提供してくれる。２人はアニ研と運動部を掛け持ちしているから情報が豊富らしい。

「何その情報屋キャラ格好良い。ってか合計８人転校してくるなんて…何かの陰謀か…？」
「作者のネタ切れに１００円ー」
「作者のやり投げに２００円ー」
「作者虐めたら連載中止になるから賭けなんて止めるんだ！！(こらそこ賭けするんじゃない！作者可哀想だぞ！！)」
「おい、詩論。本音と建前が逆だぞ」
「まぁ連載してくれるんなら作者なんてどーでもいいんだよねー(作者さん虐めダメ、ゼッタイ！)」
「また逆になってるぞ」
「え、マジ？サーセン」
「これなんて作者虐め？」

執筆中＼(＾ｑ＾)／