コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

↑↓黒猫Refrain↓↑ ( No.19 )
日時: 2011/02/03 11:59
名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)


___俺たちは歩き続けた...


「もやし〜、俺疲れた。もう限界。肩に乗せてくれ...」


クロが地面でくたばっている...

正直俺の体力も限界だ


「なぁ、明日香、もう暗くなってきたしこの辺で休まねぇーか?」


「そうだな、俺も疲れた、スイカ、どうする?」



「うん、もう少し進んだところに湖があるからそこで夜を明かそう」



また、歩きだす...


しばらく行くと本当に湖が見えてきた

「おお〜!!、見える、見えるぞ〜!!、急げもやし!!」

俺の肩に乗り上機嫌のクロ


「さ、もう少しだ」


スイカはホント真面目だよなぁー



...ん?タバコの臭い...


湖の側からタバコの臭いがする


「おい、みんななんかタバコの臭いしないか?」


「蓮、猫の嗅覚なめてんのか?、俺はここにくるしばらく前から気づいてたぞ、これは迅斗のタバコの臭いだ、なぁスイカ」

肩でクロが言う


「ああ、そこの洞窟に間違いなくいるな」


スイカの視線の先には、明かりの漏れる洞窟があった


俺たちはそこに向かう




洞窟の中に入る。



「よう」

中には、一人タバコを吸う迅斗さんの姿があった

たき火のオレンジの光がまわりを照らしている


「ああ、ロリコンいたのかー」

毒舌明日香の一撃。


「ふぅ〜......おい、明日香......調子のんなよ」

鋭い目つきで睨み付ける迅斗さん

まるで狩るものの目...


「迅斗さんは誰かと一緒だったわけじゃないんですか?」



「大和と一緒だった」



「あれ?、大和さんはどこに?」


辺りを見渡しても大和さんの姿は無い


「食料を取りに行っている、もうじき来ると思うが...」




「ただいまぁ〜、あれ?なんか増えてる♪」

調度その時、大和さんが帰って来たみたいだ.......手ぶらで



「あれ?、大和さん手ぶらですか?」


常に笑顔の大和さん


「ちゃんと持って来たよ♪.......パチンッ」


大和さんが指を鳴らした瞬間、ドサドサっと空間から、食材が落ちてきた



「おおぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!、サンマじゃねぇーかぁぁぁぁああああ!!!!!!!」


大騒ぎするクロ


「猫は魚が好きだからねぇー、今から焼くから少し待ってて」

笑顔で言い、魚を素手で串に差し6本ほどたき火の周りに立てる大和さん


「えーと、あとはサラダと、簡単なものでいいなら作るからちょっと待ってて」

空間から調理セットを取り出す大和さん


洞窟の中は簡単ではあるがキッチンに変わった

何でもありだな......


「大和はな、家が高級レストランなんだ、メチャメチャ料理上手いぞ!!」


すでに、よだれを垂らしている明日香が言う


「そうなのか、ってか明日香、よだれ...」



「へ?......あっ、ジュルルッ...すまん、ついつい、エヘヘッ」



「おい、大和、酒よこせ」

迅斗さんが言う

ってかほぼ命令!?


「いつものヤツでいい?」


「ああ」


「氷は自分で入れてね」

大和さんはグラスに透明な液体を注ぎ、迅斗さんの元へ運ぶ

迅斗さんは、グラスの上に手の平をかざし、軽く2〜3回上下に振った


その瞬間、迅斗さんの手からは氷が出た




「迅斗さん、今のどうやったんですか?」

マジックにしてはできすぎている


「魔術だよ、俺は元々氷属性の魔術しか使えない。大和は空間魔術を得意としているが、それ以外はカスだ。あ〜ちなみにそこの明日香は風属性だ。お前はなんだかわからんが」


そう言って一口飲む迅斗さん



「はい、完成!!」


勝手に俺たちの前に空間を移動してくる料理たち...

これが、空間魔術...



「さぁ、食べよう」


笑顔で言う大和さん...

って言われる前にすでに食べ始めているクロと明日香。


スイカは、丁寧にサンマを食べている



目の前に並ぶ豪華な料理。和、洋、中、全ての料理が揃っている
こんな短時間でよく作れたもんだ。


早速、目の前のミートソースのスパゲティーを皿にとり、食す


「う、美味い!!」

ほっぺたが落ちるくらい美味いと言うのはまさにこの料理のためにあると言っても過言ではない


大和さんの料理は本当にうまかった


「大和さん、なんでこんな美味いんですか?、尊敬します!!」



「そりゃマズイわけないよ〜、なんたって僕の愛情がこもっているからね☆」

軽くウインクし、シュウマイを一口かじる大和さん


俺はそのリアクションにどう答えればよいのか迷っていた




でも美味い!!


俺は、ひたすら食べ続けた......