コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- ↑↓黒猫Refrain↓↑ ( No.25 )
- 日時: 2011/02/16 16:39
- 名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)
みるみるうちに相手の炎を炎が飲み込んでいく.....
「蓮!!、いったん中止しろ!!大和の魔術が限界だ!!」
迅斗さんが叫ぶ
俺は、魔術を中止した
それと同時に、裂けた空間が元に戻って行く....
迅斗さんの氷結界も消えた......
迅斗さんと大和さんは、その場に倒れた
相手は、金髪ヤロー以外全員倒れている
「へへっ、新入りどうやら俺とお前の一騎打ちで勝敗が決まるようだな........生憎だが、俺は闇属性.....お前を呪い殺すことくらい朝飯前なんだよ!!!!!」
そう言うと、金髪ヤローの目の色が赤く光り始め、黒いオーラのようなもので包まれていった....
『禁術 デスソルト(生命吸収)!!』
金髪ヤローは、手から黒色の光線のようなものを俺に放った
「そうはさせない!!!!!!」
奥の方から、その黒い光線目がけて白い光線が放たれた
黒と白の光線がぶつかる
「蓮!!、今だ!!」
声の主は、白い光線を出している白兎さんだった
俺は、意識を集中させ、金髪ヤロー目がけて一気に獄炎を放った
金髪ヤローの周りに巻き付く炎......
その時、金髪ヤローの口から黒い塊が飛び出し、やがてそれはマントを纏った人の形になった
俺は、魔術を中止して、白兎さんに聞いた
「白兎さん、あれは?...」
とても、疲労している白兎さんは地面に這い蹲りながら言う
「やつの中に潜んでいた魔物だよ........俺たちは、あのマントの中身をカオスと呼んでいる.......審判、カオスが覚醒する前に結界を解いてくれ」
中央の巨大な猫に言う
「わかった...」
周りの結界が解かれ、みんながこっちに走ってきた
「魔力が残っている人は、私に少し分けて!!」
知恵さんが言う
みんな、手のひらに白いボールのようなものを作っている
「ほら、蓮、あんた一番魔力あんだからやんなさいよ」
明日香に言われ
「どうやるんだよ?」
「手のひらに自分の魔力を集めるの、簡単でしょ」
明日香たちにとっては簡単なのかもしれないが俺と、ねねにとっちゃ難しい.....
って、幽の隣でねねも光の球を作っていた
それを見て、俺も手のひらに魔力を集中させてみた...
すると、みんなと同じように光の球が完成した
「みんな、その魔力を私の背中に押し込んで!!」
みんな次々、知恵さんの背中に光りの球を入れていく...
それに続いて俺も光の球をいれる
『奥義 スピリットガーデン!!』
瞬間、知恵さんの体から緑の球状の物質が辺りに散乱した
その緑の物質が俺の肌に当たり、体内に浸透していく...
なんだか、疲れが取れていくようだ
そして、倒れていた白兎さんや迅斗さんたち、それに相手のやつも起きあがった...
「白兎!!、一体なにが起きたんだ!?」
意識を取り戻した、金髪ヤローが言う
「お前の中にカオスが潜んでいたんだ」
白兎さんが言う