コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

↑↓黒猫Refrain↓↑ ( No.26 )
日時: 2011/02/17 17:13
名前: 皐月 凪 (ID: VozPDcE.)


「お、俺の中にカオスが.......」


「021番隊も力を貸してくれ!!、これから裂也の中に潜んでいた寄生型カオスを撃破する!!」

白兎さんが指揮をする


「....白兎さんは、あいつにカオスが寄生しているって初めから分かっていたんですね..」


「いや、戦いを申し込んでくるのはいつものことなんだけど、今回はなんか少し違う気がしたんだ.......んで、さっき蓮に放った禁術....デスソルトで全てが分かったよ、危なかったね蓮、あの光線に触れてたら君、死んでたよww」


いや、笑顔で言われても困る......


「016番隊 隊長、我々はどう動く?」

俺と最初に戦った雫というやつが、白兎さんに尋ねる


「まず、カオスが覚醒する前に我々がカオスの周りを包囲する、021番隊はその間にカオスを上空から一点集中攻撃を頼む」


「承諾した、裂也隊長......」

雫が金髪の隊長に言う


「.....すまねぇ白兎.......021番隊、配置につけ!!!」


裂也隊長を先頭に、5人が円になる



「明日香、風を」

白兎さんが明日香に指示する


「はいよ!!」

明日香が、地面に片手を付けて力を込めると016番隊のメンバーは上空に浮いた



「よし、016番隊包囲班、結界の準備を!!!」

白兎さんが命令し、楓さん、幽、雛が前へ出て、カオスを囲むように配列した


そして、幽は本を読むのを辞めた.....

「奥義 ロジックバインド......」

あいつがしゃべったの初めてみた...
ちゃんと女の子の声なんだ......

幽が唱えた瞬間、カオスの周りには、まるでシャボン玉の膜のような透明な結界が張られた


「幽は、無属性....全ての属性の攻撃が通用しない、ある意味最強の属性なんだ」

巧が説明してくれた

だから、全ての属性を跳ね返す結界が作れるのか〜


俺が納得していると、白兎さんがその透明な結界に白いオーラ、楓さんは黒いオーラを追加させていた...
そして、雛は、地面に手を当て、カオスの真下の地表をえぐっていた


「うわ〜、あんな小さいのにすげ〜な雛」


「雛は土属性、あんなことは朝飯前さ........ちょっと隣の人が怖いけど...」

説明する巧の横で、ロリコン迅斗さんが、息を荒くしていた....

その横で必死に何か話題を迅斗さんに振っている大和さんだが、やはり聞いてもらえずにいるみたいだ....


「ところで、巧の属性ってなんなの?」


「俺?、俺は月属性だよ.....でも月が出ている夜しか使用出来ないのが欠点だね....まぁ、近くに闇属性の能力者でもいれば別だけど、今は近くにいるから、見てみる?俺の能力?」

月属性ってなんだ?....

見てみたい...


「うん、見たい」


「楓さ〜ん、結界中悪いんだけど、フィールドチェンジお願いできる?」

ってことは、楓さんが闇属性の能力者?


「ったく、ほら」

楓さんは、片手で結界を形成しつつ、もう一方の手を天に振りかざした


瞬間、月夜に変わった....