コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: オタクな生徒会長は絶好調!?『第48話更新』 ( No.179 )
日時: 2011/10/29 19:17
名前: 棋理 ◆U9Gr/x.8rg (ID: 3s//keBI)

参照800突破記念『オリキャラに質問してみよう!』

玲「さて、大多喜。言われたとおりに彼を連れてきた?」
颯人「えぇ、連れてきましたよ。といっても、連れられてきた本人と俺でさえも、理由は分かりませんが」
玲「それじゃあ、全員そろったところで、始めるわよー」
龍「始めるって、何を?」
玲「えーっとね、小説の参照が800を突破したから、その記念として彼にインタビューするの」
勇翔「なんだよ、また記念記事かよ」
終都「本編ですら、クライマックスとか言っておきながら全然進んでいないというのに……」
瑞樹「あ、で、でも。800突破するなんて、すごいじゃないですか!」
終都「だいいち、800突破っていつのことです?結構前じゃありませんでした?」
玲「ご、ごちゃごちゃ煩いわね! いいから、ほら、行くわよ! 今日は彼のインタビューよ! さ、どうぞ!!」
葉陰「……………………」
玲「あ、あの……自己紹介を……」
葉陰「……………………」
颯人「インタビューなのに、この人喋るどころか自己紹介すらする気なしですよ」
勇翔「俺たちの記念記事に協力する気もないだろ」
玲「し、仕方ないわね……。『俺の名前は笹屋葉陰。風紀委員だ』」
終都「って、無言の笹屋先輩に勝手にアテレコしないでください」
瑞樹「しかも、一人称『俺』じゃなくて『僕』だった気が……」
玲「だって、全然喋ってくれないんだもん!!」
葉陰「…………はぁ。委員長の願いだから来たんです。早く終わらせてください」
玲「や、やっと喋ってくれたわ……。それにしても、原田君相変わらずの人望ね」
葉陰「委員長は僕たちのもっとも憧れる方ですから」
玲「原田君、一年のときは協調性皆無の暗い子だったのに……」
龍「今思えば、いつごろからあの人は変わったんだろうね」
颯人「えと……。そういうことは本編でやりませんか?」
玲「そ、それもそうね。じゃあ質問に入るわよ。ずばり、好みのタイプは?」
葉陰「それを聞いてどうするつもりですか」
玲「ぐっ……。つ、次。成績は良いほう?悪いほう?」
葉陰「そんなの、自分で調べてください。仮にも生徒会長でしょう」
玲「仮にもってどういうことよ! こ、こほん……。っていうか、ちぃっとキャラぶれしてない? 最初は人と話すのが苦手——とかじゃなかった?」
颯人「会長、それをあなたが言えますか?」
勇翔「たしか、初期設定が『自分の趣味以外興味がないものには、非力で、死んだ魚の目をしている』じゃなかったか?」
終都「それなのに、今じゃ我侭な自己中会長」
瑞樹「えと、はっきり言って、一番キャラぶれしているのは会長さんですよね……」
玲「うわぁあん!! みんながいじめるぅ!!」
龍「大丈夫だよ、姉さん。僕の中では姉さんは、すごくかっこよくて、頼りがいのある、素敵な姉さんだから!」
玲「キャラ認識の相違!? 私、どうすれば……」
颯人「どうでも良いですけど、葉陰置いてけぼりですよ……」
玲「どうでもいい……ですと? 私のキャラがどうでもいいのか!!」
勇翔「ぶっちゃけ、どうでもいいよな」
葉陰「僕には関係ないですし……」
玲「ぐすっ。も、もう、いいもん! 私、今後のキャラについて、早峯先生と相談してくるぅ———!!」
瑞樹「えぇ!? ちょ、会長さん!?」
終都「どうするんですか?会長がいないんじゃ、俺たちどうしようもありませんよ」
颯人「なんか風紀委員長にあとでクレームが来そうだな……」
勇翔「うわっ。それは……やだな」
龍「まぁそこは俺がフォローするとして……。葉陰君、今日はすまなかったね」
葉陰「……いえ、委員長の頼みでしたので。それでは、僕はこれで」

———笹屋葉陰退場———

終都「それで、どうするんです? 風紀委員長のクレームの前に、読者から今回のオチについてクレームが来そうですよ?」
龍「うーん……。確かにそうだね。それじゃ、勇翔に任せようか」
勇翔「お、俺!?」
終都「同意です。よかったですね、目立てますよ」
颯人「お前、最近出番がない……とかぼやいてたよな」
勇翔「これは目立つとか以前に、ただ厄介ごとを押し付けただけだろう!」
瑞樹「が、頑張ってくださいね!」
勇翔「へ?あ、ちょ、ま、どこ行くんだよ!なんで生徒会室を出ていくんだよ!あ、ちょ、ほ、本当に帰るなよぉおおおお!!!
どうすんだよ、これ……。下手したら、俺にクレームが来るんじゃないか?えと、こほん。俺は別に、目立ちたいとか思ってないんだからなっ!!」


※翌日、会長が早峯先生に真剣に何かを相談しているという目撃情報が、絶えませんでした。