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Re: オタクな生徒会長は絶好調?      『第9話更新』 ( No.21 )
日時: 2011/01/30 11:26
名前: 棋理 (ID: Fn07flnU)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel2/index.cgi?mode

第10話『大多喜の欲しいプレゼントを聞き出す作戦その1』

うぅ。大多喜先輩はどこにいるんだろ…。
僕、月島瑞樹は大多喜先輩を捜しに、校内をさまよっている。まったく…会長も本当に無茶を言うんだよな…。たまには後輩のみにもなって欲しいよ……。

「あ、山田君。大多喜先輩見なかった?」
「ん?大多喜先輩なら、確か…職員室だな」
「ありがとう」

職員室か…うん、多分、絶対先生に怒られてるな…。ってそういう考えは可哀想か。でも、仕方ないか。日頃の行いが悪いからね、大多喜先輩は。

——職員室——
「失礼します…あの、大多喜先p『いい加減にしろ大多喜!!』…——」

僕が職員室に入ると、真っ先に男の先生の怒鳴り声がした。その方を見てみると——。

「お、大多喜先輩?」
「おお!月島!」
「こら、大多喜!聞いてるのか!?」

どうやらここは引いた方が身のためらしいです。

——2−B教室——
「うぅ。後輩に嫌なところを見せてしまったぜぃ」
「先輩、僕はあまりそういう気にしないんで……」

先輩の教室で、先輩はハードボイルド風に格好つけた。僕は…見て見ぬふり。だってあまりにも格好つけてもかっこうよくないから…ね。哀れみって奴かな?

「おい月島。お前今ものすごく失礼なことを考えなかったか?」
「そ、そんなことないですよ…」
「じゃあなんで目をそらすんだよ!しかも目の逸らし方が変だろ!何で真上を見るんだよ!」
「それはそうと先輩、その…今の欲求ってなんです?」
「話が飛んだ上にすっげー難易度高い問題だ!!」

あう…さりげなく聞こうとしたけど、なんか墓穴を掘ってしまった気がする…。
でも、どうすれば良いんだろう…。なんて聞けば……。

「先輩…」
「ん?どうしたんだ、そんな深刻そうな顔をして…」
「先輩が欲しいぷ、プレ、プレ…」
「プレ?」
「プレステーションの中でどれが好きですか!!」
「意味不明だよ!」

会長!このミッションは…僕には…僕には無理ですーーーーーー!!!!