コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *叶恋華* +実話+ 94話更新! ( No.406 )
- 日時: 2011/04/10 03:33
- 名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: tnkG6/9W)
- 参照: あなたと私でランデブー?←
*返信400突破記念*
いつの間にか、返信400突破してました←
なので、ここらでいっちょ番外編を書こうと思います!(ぇ
つまらないものですが、なんか書きたくなったので(ぇ
雑談ばっかだと、gdgdすぎてネタもないしね(ぇ
……ちなみに、番外編の中に出てくるやり取りは実話をもとにしています←
それを勝手に、二人の目線で作っちゃいましt(ry
*注意点*
@本編と多少キャラ崩壊してます
@名前ネタです
@意味不明です
@龍×壱です
@基本ふざけてます
@「こんなのが記念なのか」っていうくらいの、残念クオリティ
@龍編と壱編、二つあります
——まぁ、暇つぶしにどうぞ!←
+番外編+ 『龍くんと壱くんのとある会話』
Scene.1 門外龍の場合(龍目線)
「俺ね、生き別れた弟いるさー」
数学の授業中。
俺——門外龍は暇になったので、隣の席の珠紀壱にちょっかいかけることにした。
壱は世間でいう『イケメン』って奴だけど、何かがズレている。
そんな性格……っていうか、ギャップ? が面白くて、俺はよく壱をからかっていた。
「弟って、どこにいんの」
ほら、今回も引っかかってきた。
俺はドヤ顔をしながら、胸を張ってこう言ってやった。
「インドネシア」
「インドネシア!? 名前何?」
「八雲。八に雲って書いて、やくも」
「やくも……っ」
壱は思った以上に爆笑している。
なんか面白くなってきた、やべぇ。
壱からかうのって、やっぱハマるわ。
「もう一人、いずみっていうのがいる」
「いずみ?」
「そう。いずみ。一番下の弟」
「男かよ!」
おぉ、壱にしてはナイスツッコミ。
たまにコイツ、鋭いツッコミ入れるからなぁ……。
普段ボケボケしてるくせに。
「いずみって、なんて書くの?」
「ん? 出に泉ってかいていずみ」
「出に泉って……。つか、男でいずみってやだな」
壱は苦笑いでそういった。
まぁこれは先に言っちゃうと、作り話だしな。
俺の壱をからかう為のネタだからな。
壱のばーかばーかばーかばーくぁっ、げほっ、がはっ、おえっ……大丈夫、読者の皆様、時間をありがとう。もう大丈夫。うん、もう平気だから。
……ちょっと調子に乗り過ぎました。
「……つーか、出に泉だったら、普通に読んだらでずみだよな」
俺は冗談混じりでそう言った。
いや、最初から全部冗談混じりなんだけどさ。
しかし冗談が通じない男、珠紀壱。
必ずコイツは、『冗談』というものを『My天然World』に持っていく。
あ、ちょいとかっこつけて英語で言ってみましたー。
どう? これでも俺ね、こんなおっかない見た目してても頭いいんだぜ?
……え? 自分で言うな? あーいとぅいまとぇー……あ、ごめんって! 石投げないでまじで!!
「——え? デブミ?」
「デ……ブ……っ」
予想外の聞き間違いに、俺は吹き出した。
こいつは、一回耳鼻科に行った方がいいかもしれない。
この前も『はんぺん族』とかふざけた事言ってたし、本当に末期かもしれない。
とりあえず、壱。
全国のでずみさん……いや、いずみさんに謝れ。
「デブミって言わなかった?」
「でずみだよ! あー、今頃八雲にてるみ、……じゃねぇ、出泉どうしてるかな」
ここで俺は、最大なミスを犯した。
これは壱、黙っちゃいないだろ。
My天然World炸裂だな、これは。
「てるみって……っ! デブミだろ?」
「ちげぇよ」
ほら、やっぱりデブミにこだわってきやがった。
だから全国のいずみさんとでずみさんに謝れっつーの。
これ以上この話題が続いたら、色々まずいだろう。
そう思い、俺は話題を変えた。
「——つーか俺さぁ、壱のこと親友って思ってっけどさーっ」
「うん」
「壱はどう思ってんのかなーって」
ここで、俺と壱の愛の深さ……いや、絆の深さを試してみようじゃないか。
俺は壱大好きだぜ?
面白いし、絡みやすいし、ちょっかいかけやすいし。
からかいすぎたらたまにキレるけどなー。
「……そうだな、あいつどう思ってんのかなー」
「いや、お前だよ」
あいつって誰だよ。
まさか——……?
「あ、そっか。……うん、デブミに聞けばわかるよ」
復活、デブミ。
こんにちは、復活話題。
「デブミじゃねぇってっ! 何回言ったら覚えるのよ」
「いずみいずみいずみいずみいずみいずみいずみいずみいずみ——…………」
壱は呪文のように唱え始めた。
壱、言っとくけど今授業中だぞ?
あんまりブツブツ騒いでると、注意されるんだぞ?
『俺』が注意されるんだぞ!?
「——……よし、覚えた」
「よろしい」
「デブミ」
「……おい」
……あれ、いつの間にか俺がからかわれてるような——……?
「でずみー。てるみー。でぶみー」
授業も後、数分で終わる。
まぁ、いい暇つぶしになったしいいか。
見逃してやるよ、天然野郎め。
イケメンだけど、ナルシストなんかじゃなくて。
クールで無愛想に見えて、実は結構笑いのツボが緩くて。
天然でボケてるけど、時にツッコミを入れて——。
俺の大好きな、親友。my best friend?
そんなこいつを、俺は——……。
「龍、」
「……あ? 何だよ」
「ハーゲ」
「……」
やっぱ、前言撤回だ。
コイツはやっぱ、あのネタでからかい倒すしかないようだ。
あのネタを出せば、壱は面白い位に焦りだす。
ふふふ……ははははっ!!!
俺がそう思いながら壱に襲い掛かったのと、授業終了のチャイムが鳴るのはほぼ同時だった。