コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *叶恋華* +実話+ 114話更新! ( No.464 )
- 日時: 2011/04/29 18:40
- 名前: 絵磨 ◆VRtMSlYWsU (ID: Ga7wPm2O)
- 参照: あたしだけ見ててって! 視線逸らさないで(by.SweetDevil
第百十五話『夜の始まり』
どうして君は、
そんなにぐちゃぐちゃに
私の心をかき乱すのでしょうか?
しばらくして。
十二月二十八日、七時半過ぎ——。
二日ぶりに携帯を開いてみた、
あの後私は学習会があったりと忙しく、誰ともメールせず過ごしていたので。
「……うっわ」
由良から来ていたメールが溜まっていた。
何件も入ってる由良のメールを見て、慌てて返信をする。
from.依麻
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メール遅れてごめんね><
学習会とかで忙しくて携帯開けなかった0Д0
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ふぅ……。
メールを送信し終わり、私は一息つく為にお菓子を食べようとした。
しかし、すぐに返ってきた由良のメールでそのひと時は奪われる。
from.由良
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私は大丈夫♪
叶汰と壱しか返事が来なかったから
嫌われたと思って泣きそうになってた(爆)
明日学習会あるん?
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壱から返信が来る?
私が送っても何も返ってこないのに、なんで由良に——……?
……後で、ゆっくりお菓子食べよう。
私はそう思いながら、返信をした。
from.依麻
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ありがとう><
まじかww
つか、壱から返事くるんだ……いいな;ww←
今日学習会でしたww
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私はちょっと落ち込みながら、由良の返信を待っていた。
でもまさか、自分のこの一言で全てが始まるとは——。
思っても、いなかった。
≪消○力〜〜〜トイレ大好き〜〜〜〜≫
「……お、由良から返信来た」
ちなみに、由良のメール受信音は某CMの消○力です。
私はメールを開き、そこに書いてあった文章を見て思考が止まった。
そう、ここから長いようで短い夜が始まる——……。