コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: _._Courage、 【実話】 ( No.34 )
- 日時: 2011/01/30 13:46
- 名前: 芽流. ◆Runa.IU3P6 (ID: 5RAlDtaS)
- 参照: ※ じゃっぱ-ん.
■ story ■第一章.第六話
掃除を終え、昼休みに入った。
五時間目は体育なので、体育着に着替えて昼休みだった。
うちは紗枝ちゃんと音々ちゃんと理恵ちゃんと図書室に行った。
そして五時間目始まりのチャイムが鳴った。
「 これから、五時間目の授業を始めます 」
日直が言い、皆後から始めますと合わせた。
今言ってるのは朝来た体育館。先生が持っていたのはドッジボール用のボールだった。
「 今日はドッジボールをします。チームは…1.3号車で一チーム、2.4号車で一チームにしましょうか 」
これには1.3号車は大ブーイング、2.4号車は大喜びだった。
「 4号車に孝二とか瀬南とかいんじゃん!もう勝負決まったろーこれ 」
そんなの千葉先生はお構いなし。「はいはいうるさい」ときれいに受け流した。さすが先生、だてに先生7年やってませんな★キラリン
「 そんなの分からないでしょう。さあ始めますよ、皆立ちなさいっ 」
まあドッチボールは好きだけど…。うちそんな上手くないんだよね。
昔から逃げてばっかで最終的には外野。内野に残った事ないんだよね…。
いいや別にあたっても。はじっこで静かに見てよう…。
そう思って立ち上がったところを良太は見ていた。
*
「 では、始めーっ 」
じゃんけんをして陣、ボールを決めた。
うち達はボールで、陣は校舎側だった。
じゃんけんをしたのは良太。一番まともだから。
良太が投げた。
シュッ
バシッ
当たった。健と言う、男子に。
良太…
—…かっこよすぎ。
「 ちぇっ、良太の球強えー 」
と、相手チームは怖気出ていた。
いいぞ良太!とはじっこから声援。(心の中で)
相手チームの攻撃は、見事スルー。
だけど外野にさっき言ってた孝二と言うでかくて運動神経抜群な男子が居た。
ボールが来たのはうちの近く。
げっ…やば…。
そう思った時には遅かった。
うちはついつい目をつぶってしまった。
孝二のボールは強くて見えないので、当たったらめちゃくちゃ痛いからだ。
シュッ、とボールの音が耳元をかすった。
そっと目を開くと、腕に手があった。
「 えっ…? 」
その手の正体は良太だった。
「 りょ、良太…? 」
「 危なかったな。でも俺が助けるから 」
ドキッと、また鼓動がした。
今のはやばい。かっこよすぎる。
' 俺が助けるから 'なんて、罪な言葉、初めて聞いたよ。
良太、聞いていい?
———良太はうちの事、好き?
、