>>2の続き。「何か辛い事があるとね、雨を見るの。雨を想像するの。 そうすると元気がでるから。」ああ。どうしてこんな事を突然言ったのか分かった気がする。何があったかは……聞かないでおこう。「……このまま、一緒にかえってくれる?」零は言った。僕はうなずいて、零の隣にいく。