ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第八話。

どうも、有坂夢花です。
突然ですが、すっごい首が痛いです。ってうあっ！いてて、また痛みが...

「おっはよーん！夢花...ってどうかした？？」
美湖ちゃんが私の目の前に現れるなり、私の事を心配そうに見ます。
「いや、これがさあ...」
私は美湖ちゃんに、首につけているネックレスを見せました。
そう、首の痛みの正体はこれだったのです。
瑠璃に常に付けていろと言われたこのネックレス____。
でもこれが本当に重くて、今も若干猫背気味です。

「うっわ何これ重っっっ！！」
美湖ちゃんは私の首から下げているネックレスを持ち上げて言います。
その反応に私も「でしょ？」と続きました。

「色々あってさあ、これ、毎日付けて行かなきゃなんなくて...」
私がため息交じりに言うと、美湖ちゃんは「うっへえー...」と苦笑いしました。
「まあ、何があったかはあえて聞かないでおくよ。」
「ありがとう...」

登校するだけなのにもう疲れてきた...
こんなので学校の授業出来るのでしょうか...