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第十二話。

目の前であんな行為されたら結構きつい。さすがの私でも、美湖ちゃんの行動はきつかった。
今でも思い出すと少し気持ち悪い…。
全く美湖ちゃん一体何をしてくれてんだ。

でも今は早いもので、放課後だ。
今日は部活に顔を出す気はない。
理由は簡単。もちろん面倒だから。
無断欠席はしてはいけないが、私の場合毎日のように欠席しているので先輩にも顧問にも、注意されるどころか呆れられている。

そんな事を考えていると私の目に飛び込んできたものがあった。
私のいつもの帰り道。川原を通るのだがその川原にうずくまっている人がいた。

金髪の長い髪に、白いワンピースの所を見ると女の子のようだけど…
ホラー映画みたいな展開だ。声かけて振り向いたその子はのっぺらぼう…みたいな今時ベターな感じだったりして。

でもまあ、すこし気になるので声をかけてみることにした。

「…あの。大丈夫？？」








そこには……