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Re: 俺と妖怪と初恋と ( No.9 )
日時: 2011/02/13 01:00
名前: 春巻き ◆/GATfIXZqk (ID: /DLiWiKp)

第八話

不安が頭の中を駆け巡る………

俺は死んでしまったのだろうか…

「否」

死んでいるわけがないっ・・・!!

——————————あのー…大丈夫ですか?———————————

少女の声で不安が一気に吹っ飛んだ気がした………しかし、ここはどこかは、解らないままだ、

「あのぉ…ここは江戸時代でしょうか?」

恐る恐る聞いてみた、変人と思われるかもしれない…いや当たり前だ…平成の時代に「ここは平成ですか?」なんて聞いて見ろ、赤っ恥だ…

少女の方を見ると、困惑した表情で固まっている………当たり前だ…恥ずかしい、

「あの…その…今は平成ですが…………」

言い終わった瞬間、俺の顔は真っ赤になっていたに違いない……………

しかし…今、平成っていったよな……そうか平成か…‥・ ・ ・  ・

平成!?・・・?

またもや混乱していた…が、その混乱もすぐに少女の言葉でかき消された、

「ところで、どこの種族の方なんでしょうか?、見たところ尻尾もはやされていないようですし…?…もも…もし…もしかして……人間ですか…?」

少女は目を丸くして、問いただしてきた

こ……これは………まじめに…答えるべきなのだろうか……まてまて、こういう空気で「ハイ!人間です!」なんて言って見ろ…、俺の体をギリギリまで痛めつけて、バラバラにして…鍋の中にGOされるんじゃ…どうする?嘘つくか?女の子に嘘つくのか俺?俺は女の子に嘘つけるようなやつなのか!?どうする、嘘を付きとおすか!?真実を話すのか!俺どっちなんだ!いったいどっちなんだ!!いったいどっちだとい「ry

しょうがないから、真実を言ってみた

「ハイ!おれにんg」

言おうとした瞬間だった、後ろから怒鳴り声が聞こえた、


「「「「人間が隠れこんでるようじゃ!探せ!!」」」」

女の子のずっと後ろの方だった、しかし何人かの人影…いや妖怪影が見えた…

「そこの物置に隠れててください!!」

言われるがまま俺は物置の中に押し込まれ閉じ込められた