コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: +小学生魔法探偵+ ( No.7 )
日時: 2011/03/24 19:07
名前: 。+苺香+。 (ID: JD5DDSYn)

—第3話—

「ココか。部長さんが言ってた居酒屋って。」

「とりあえず、入ってみる?」

カラン、カラン 鈴が鳴った。

「いらっしゃいませ。あれ?家出かな?」

店長らしき人が、わざとらしくからんできた。

「残念ながら、違います。私たち、一応探偵なんですけど。」

「探偵さん!?ずいぶんかわいいなあ。」

店長はまだバカにしている。

「今日は、5日前にいなくなった人を探してほしいという依頼できました。」

萌葉が浜田さんの写真を見せた。

「この人なんですけど…」

「ああ!来たね。こんな人。会社の同僚って感じの人と来てたけど。よく酔っ払ってたから覚えてたんだ。」

「酔っ払ってたんですか。ここを出た後、どこかに行くとか言ってませんでした?」

「ぅ〜ん…あ!そういえば!ちょっと待っててくれ。」

中に入っていく。

「なれなれしいよね、あの店長。」

「ホンっと。やになっちゃう。」

「やあ!お待たせ。あのお客さんこれを忘れて言ったんだ。勝手に開けちゃいけないと思ってとりに来るのを待ってたんだよ。」

それは封筒だった。

「その封筒お預かりできますか?」

「まあ、僕のじゃないけど…」

「じゃ、お借りします!」

「気をつけてね!」

店を出た。

「それにしてもなんだろうね、これ。」

萌葉が言った。

「とりあえず、浜田さんの奥さんのところに戻ろう。」

「すいません、浜田さん。浜田さんが仕事が終わった後言った居酒屋に封筒の忘れ物があったんです。」

「それは…夫のですか?」

「ええ。お店の人は、酔っ払ってたからよく覚えてると。」

「あけてみます。」

萌葉がハサミで切っている。

「ん、何これ。」

萌葉がでてきたものを見て言った。

「中にもう一つ封筒が入ってて…辞典の”辞”に“表”ってかいてある。」

「…それって辞表じゃん!!!」

「ぇ…辞表って、会社を辞めるやつ?」

「そうだよ!辞表出してすっきりして飲んだ…か。」

「それで、主人はどこに?」

浜田さんが聞いた。

「お!かんじんなこと忘れてた!もう一度会社に戻ろう。」

「瞬間移動できる魔法!」

あっという間に会社。

受付に行くとこの前の受付の人が声をかけてくれた。

「あ…この前の探偵さんたち…」

「部長の中島さんっていらっしゃいますか?」

「ええ、いますが。少々お待ちを。」

しばらくして部長がきた。

「この間の探偵さんたちか。それで今日はどんな用かな?」

「あ、この前浜田さんがいったとおっしゃっていた居酒屋に行ってみました。確かに浜田さんは言っていましたが、これを忘れて言ったそうです。」