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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: +小学生魔法探偵+ ( No.8 )
- 日時: 2011/03/23 16:49
- 名前: 。+苺香+。 (ID: JD5DDSYn)
—第4話—
「これは、何かね。」
「分かりません?辞表ですよ。」
「見覚えがないな…」
「それはうそです。」
これには受付さんも驚いた。うそと萌葉もきずいたようだ。
「目がおよいでます。声も震えがちです。」
中島が目を見開いた。
「会社内の地図ってありますか?見せてください。」
「あ、ああ…」
萌美は地図を見ながら萌葉に小声でしゃべりかけた。
「萌葉、これ見て。」
「地下…室?」
「会社の中を捜索させてもらってよろしいですか?悪い真似はしません。」
「え、あ、いいんだが…」
「じゃあ、探してきます。」
萌美たちはその場を立ち去った。
「どういうことなの?萌美」
「わたしの勘だけど…地下室にいるような気がして。」
エレベーターが「B1」についた。
しばらく中を捜索していると、
「だれだ…助けてくれ…」
こえがきこえてきた。
「浜田さんですか?どこですか?」
萌葉がよんでいる。
「あっ!いた!」
そこにはボロボロの浜田さんらしき人がいた。
「浜田さん…ですよね?安心してください。わたしたちはこうみえても探偵です。奥さんが待ってます。何があったんですか?」
「それが…、5日前に妻に内緒で辞表を出した。前から部長の扱いが悪くて。」
「はぁ…」
「それから辞表を出してすっきりした私は同僚と飲みに行きました。」
「でもそこで辞表の忘れ物が…」
「辞表は部長に返されたんだ。辞めるのは許さんと。」
「で…怒った部長さんがここに?」
「そうなんだ。酔っ払って帰ってるときに口を押さえられて。」
「まぁ、一件落着ってとこですか。」
後日、事件はニュースでよく見るようになった。
「良かったね。萌葉」
「うん…」
理由はこの不景気の中優秀な社員が1人向けるのにいら立ったと。
翌日、お菓子のお礼をたくさんもらった。
この2人に次ぎなる事件が…
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