コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: +小学生魔法探偵+ ( No.9 )
日時: 2011/03/24 21:15
名前: 。+苺香+。 (ID: JD5DDSYn)

—第5話—

「ふぅ。事件も一件落着したし、もらったお菓子でも食べる?」

あまり活躍してない萌葉が言った。

「もう食べちゃうの?少しだけにしてよ。」

「おいしそ〜☆」

そう言いながら、萌美もしっかり食べている。

そのお菓子は高そうなものばかりだった。

コンコン、ドアをたたく音がした。

「萌美〜、出てきて〜」

「いっつもわたしじゃない!今日くらいやってよ!」

萌美は食べながら言った。

「もぉ〜、ドアを開け閉めできる魔法!」

「こういうことで魔法を使わないでよ!」

ドアが開いた。

「どーぞ!こちらへ。」

萌葉が手招きしてる。

そこには同じ年頃の女の子が4人、立っていた。

「ココ!?小学生探偵事務所って。ほんとに小学生なんだね。」

1人が言った。当たり前でしょ。

「それで、今日は何の用?」

萌美がお菓子とジュースを出しながら言った。

「それが、うちらの学校の掲示板にわけわかんない紙が貼ってあって、当てたら褒美をやるとかかいてんの!」

「それで?」

「いや〜、わかんないから解いてもらおうと思って。」

「は?それだけ?…ま、いっかヒマだし。」

「で、どうな暗号?」

「ああ…これ、これ」

               
 【を   ↑         
  そ   ↓         
  さ   ↓         
  ひ   ↑         
  け   ↓         
  い   ↓         
  つ   ↑         
  ゅ   ↓         
  え   ↑ 】        
               

「どう?何か分かんない?」

少し経って

「あ・・・わかったかも・・・」

萌美が言った。

「え?もう?さすが探偵さん!」

「でも、つまんないから自分で考えてみな。」

「え〜分かんないよ!」

「ではヒントを出してあげよう。
ヒント① 五十音を思い浮かべて
ヒント② 矢印の向きはどうなってる?
ヒント③ 人の名前が書いてあるよ!」


◇◆キャラクターファイル◆◇

仲良し4人組

由里(ゆり)・理沙(りさ)・沙耶(さや)・弥恵(やえ)・の4人組。
何をするにも一緒。