コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 猫キャラ探偵事務所☆【犯人予想募集中】 ( No.11 )
日時: 2011/04/29 16:59
名前: 猫未 ◆OkhT76nerU (ID: CFE7lDA5)

では、正解です★
正解は本分で☆


「この事件の犯人は…」

















『安東 未奈美ちゃん、あなただよね?』








「え?」

私は間違って何かない!

「何言ってんだい?アキちゃん」『コレだからアキは〜困ったにゃ〜』

「予想外すぎっす。」『そうにゃ〜予想外にゃ〜』

「何言ってんの????アキ〜??」『ニャハハハ!おもろーい!!』

うわうわ…怖い…

「何言ってるんですか!?アキさん!私は何もやっていません!」

「そうですよ!未奈美ちゃんは何もやっていません!」

子供たちは皆、未奈美ちゃんだとは違うと言っている。

「まぁ、アタシの話聞いてくれる?」

皆しばらく考え…

「わかった。アキちゃん言ってもらおうか。どうして未奈美ちゃんなのか。」

よし…

「まず、事件が起きたのは10時20分頃だよ。」

「何で?????」

「だって見て。愛海ちゃんの血は固まってないじゃん。血は
普通、頭からの血なら、20分ぐらいで止まるんだ。」

「うん。それで?」

「だけど今は35分、まだ止まってはいないでしょ。」

「それは、わかりましたから、私がやったかを説明してください」

「はい。まずあなたは、学校の中心部で愛海ちゃんと妖怪を探していたんですよね?」

「はい。」

「あなたは、捜索中、トイレに行ってくると言ったんでしょ?」

「それが何ですか?」

「あなたは、その3分間、理科室からもってきた薬を使って毒を作ったんじゃ?」

「なんでそんな事が言えるのですか?」

「まぁ、それは後でね、」

「そして、その後、トイレの外で待っていた愛海ちゃんに、毒を
染み込ませたハンカチで愛海ちゃんを襲ったんでしょ?」

「どうしてわかるの??アキ????」

「それも後でね。ミーカ」

「そして、本当は猛毒を作ろうとしたが、とても効果が薄い毒になった
ちっょと、クラっとして、2分ぐらいしか気を失わないぐらいだったんじゃない?」

「何で、薄い毒しか作れなかったんだい?アキちゃん」

「だって、子供だからだよ。理科室は沢山の薬品が置いてるでしょ?
それに、形や色だってそっくりなのは沢山あるから。」

「うん…まぁね」

「それでー。作戦が予想通りにはいかなかったから、愛海ちゃんが
目を覚ました時に、外で休ませたんだよね?
時計台の下のベンチに。」
・・・・・

「だから、何ですか?」

「それで、あなたは一人で行ってくるって言って、
図工室に行ったんでしょ?」

「はい。だって、図工室も調べる予定だったんですから」

「うん。それは知ってる。それで、図工室に置いてある花瓶を持って行って、
体育倉庫に行ってロープを持ってきて、花瓶と結びつけ時計室に行って
長い針に結んで、」

「10時20分になった瞬間、針がピッタリななめになって、
ロープが滑り落ち、下にいる愛海ちゃんの頭に落ちたんです!」

「何行ってるんですか!?証拠は何処ですか!?」

「証拠なら2つもあるよ。いや、3つもあるよ」

「え…?」

「まず1つ目、あなたのバッグに薬が入ってるはず!」

「2つ目、バッグにロープも入ってるはずだよ!」

「そして、3つ目、どれだけキレイに洗っても、警察が調べれば
必ず手から毒が見つかるはず!!」

未奈美ちゃんは黙ってしまった…

「未奈美…」

翔太君達が顔を真っ青にしている

「嘘だろう…?」

「マジッすか…?」

「うっそー…」

マサさん達も驚いている

「……………………………………………………」

運動場は静まりかえった…