コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 猫キャラ探偵事務所☆ ( No.36 )
- 日時: 2011/06/18 13:00
- 名前: 猫未 ◆OkhT76nerU (ID: CFE7lDA5)
「マサさん、猫キャラしてくれます?」
アタシがマサさんに言った
「え!?」
『空気読めニャー』
ムカッ。ココアいらつくわー
「え?いいけど…何でだい?」
「いいですから、早くしてください!!」
『まったく…しょがないニャー…感謝するニャ!猫キャラ!!』
マサさんが光った。マサさんは、黒色で、下がズボン。
後は全部同じ
「で?どうするんだい?」
マサさんが聞いた
「あの部屋に入ってきてください^^」
「ええ!?」
まぁ、そりゃ驚くだろうよ^^
「このメモ持ってください。んで、合図したら読んでください。」
と言って、マサさんの背中を押しこんだ
「え!?ちっょと…アキちゃん!?」
マサさんは押されて部屋に入ってしまった
「あなたは誰!?」
夜香ちゃんが警戒した声で聞いてきた
全部作戦どうり♪
「マサさん!1番読んで!」
小声で言った
「え?あ…えっと…」
マサさんは迷っていたが、すぐにメモを読みだした
【こ…怖がることはないよ^^】
まるっきり棒読み
「ダメじゃん。マサさん。」
「ちょー棒読みっすね」
「ヤバくない!?」
こりゃ、駄目だー!щ(゜ロ゜щ) オーマイガーッ!!
「何で…?」
夜香ちゃんが、恐る恐る聞いてきた
【ぼ…僕はクロ君。君と遊びたいな^^】
「わーい!遊ぼ!鬼ごっこがいいな!」
夜香ちゃんは、あっという間に信じた。
子供って本当に単純だよね^^
【じゃ…じゃあ、僕が鬼になるからね】
「わかった!じゃあ、よ—い…ドン!」
2人は走り出した。
【待て待てー!】
「あははー!おいでー!」
ギガ棒読みwダメだこりゃー
2人は部屋から出て行った
「今のうちに!早く!」
「ういっす!」
「はーい!!」
アタシ達はどうやって、電源を切るのか頑張っていた
「ちっょと!猫達も手伝ってよ!」
『OKニャ—♪』
『面倒くさいけど、しょうがないニャ—』
『何で、こんな事やらなきゃいけないんだニャ—』
皆で、探したけど、見つからなかった
「う〜ん…」
待て待て、あせるなアタシ!
……………………
「あ。わかった。」
「何が???」
「どうしたっすか?」
この機械の電源の切り方。意外と超単純だった^^
「イチゴ。猫キャラして!!」
『わかったニャ—!猫キャラ!!』
パァァ…
アタシは猫キャラになった
「よっこいしっょと!」
アタシは花音ちゃんの頭の上にある機械まで、ジャンプした
「よーし!」
アタシは足を伸ばした
「え!?」
「マジッすか!?」
2人は目が丸になってた
「とりゃー!猫キック—!!」
パリーン…機械が真っ二つに割れた
ウゥゥン…電源が切れたって言うか、動けなくなった?
よし!後は…花音ちゃんを起こすだけ!
「花音ちゃん!!」
アタシは花音ちゃんを揺さぶる
「…………」
「花音ちゃん!花音ちゃん!」
「!!! あ…れぇ?ここどこぉ?」
花音ちゃんが目を覚ましたー!
「あ!よかった!花音ちゃん!アタシ達、助けに来たんだよ!」
「そうっす。早く逃げようッす」
「早くー!」
「あなた達は誰ぇ?いったい何があったのぉ?」
花音ちゃんが目をこすった
「あなたのお姉ちゃんに、依頼されてアナタを探してたんだよ!」
「えぇ…?お姉ちゃんがぁ?」
花音ちゃんはトロンとしている
「いいから早く逃げなきゃ!!!早くおりて!」
ミーカは花音ちゃんを無理矢理イスからおろした。
って言うか、強引って感じw
「なに?どうなってるの?わかんないよぉ…」
「説明は後!早く!」
「ふらふらするよぉー…」
面倒くさい子だなぁ…
「ったく!コレだからこうゆう子は嫌いなんスよ!
とにかく逃げるッす!付いてくるッすよ!」
「うん…」
アタシ達は何とか秘密の部屋を抜け出した
バタバタ…足痛いー
すると…
「どろぼう!!」
ひょへい!何!?
「あ!夜香ちゃん!」
マジでー!夜香ちゃん近くの棚の後ろに隠れてたよー
「どろぼうだー!」
泥棒じゃねぇっつぅの!
「もう!めんどくさいっすね!」
ユーは夜香ちゃんの前に出た!
「どろぼう!盗み!!」
「今のうちに!早く行くっすよ!」
おー!何か頼りあるー!
「ゴメンだけど、あんたの人形はもらっていくっすよ!」
ユーは夜香ちゃんを押すとすぐに追いついてきた
そして、骨董屋さんに入る扉を開けて時に!
「アレ?皆さん…」
運悪すぎるーーー!!!
店長いたよー!!!
「何で…!あ!」
店長の目にとまったのはやっぱり花音ちゃん!
すると…
「パパ!どろぼうだよ!どろぼう!」
げ!夜香ちゃんまで!
「パパ!クレーシアちゃんを取り返せ!」
「ヤバいかもよ…!!!」
「…………」
店長黙りこむ…
「…か……せ…」
は?
「取り返せ!取り返せ!クレーシアを取り返せ!」
ギャー!!!店長おかしくなった!
「ヤバイ!早く逃げよう!」
アタシ達は店の出口まで直行!だけど…
「返せ!返せ!」
店長に塞がれたー!出れないー!
「終わりだよ〜♪皆終わりだよ〜♪」
夜香ちゃんが満面の笑みを浮かべて言う
ひぇー!怖い怖い!
「どーするっすか?」
「あきらめる?あきらめた時点でアタシ達は人形!!」
店長が悲しそうな顔をして言う
「ゴメンだけど、秘密知られたからには返せない!」
知っちゃったー!知らなければよかったー!
ん?アレ?誰か忘れてない?
すると…
「おーい!皆ー!」
マサさんが走ってくる!そうだこの人忘れてた!
猫キャラしたままだし…
「な!誰だ!!」
店長が怒る!
「皆ー!何処行ったか心配して…うわぁ!」
ツルッ!マサさん滑った
「あわわわ!」
マサさん方足のかかとで床をまっすぐ滑ってる!
確かにココ滑るけどさー
まっすぐ…店長の所に向かってる!
「わーー!!」
「わ!来るな!来るなーーー!!」
ドッシーーーン!!
二人の頭の上にはヒヨコがピヨピヨ。
夜香ちゃんは大きな声で
「取り返せ!取り返せ!クレーシアを取り返せ!!」
だけど店長は…
「ふぇーー…」
「…………」
夜香ちゃん黙っちゃった
「マサさんナイス!」
「やったっすね。」
「イエーイ!!!」
「え?僕何かした?」
マサさんは目をまわして言う
「とにかく店長が目を覚ましたら面倒くさいから!
逃げよ!!」
「OKー!」
アタシ達は花音ちゃんを連れて出口へ走る
すると後ろから
「返して…返して…クレーシアを返して…」
怖い…呪いみたい…
みーんな骨董屋さんから出てアタシが出ようとしたら
「返して!返して!クレーシアを返して!!」
アタシはシカト、そして出る
「えーん!えーん!返してよぉー!」
響き渡ってただろうな…町中に…